マーティ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
「僕は耳と目を閉じ口を噤んだ人間になろうと考えたんだ」
最近になって、やっと視聴しました。そしたら、かなり面白い!今後も見返すであろう、名作です。以前にも一度見たことがあり、1話だけだとあまり引き込まれなかったのですが、2話から面白くなり、その後は毎回楽しみながら見てました。
2話の「暴走の証明」では、最後の少佐のセリフが印象的でした。『「僕の鋼鉄の体を見てくれ」と思っていたのではないか』は、たとえ機械の体になっても失われることのない、人間の魂を感じ、とても良かったです。
そして一期は「笑い男」を主軸に話が展開します。1話1話が何かしら考えさせ面白いですし、20話以降から中盤の意味深な描写の伏線回収が行われ、最高潮に達します。
個人的にスゴく良かったのが多くの方々がおっしゃっているように、25話の「硝煙弾雨」。
「さよなら‥バトーさん。」このセリフに、思わず涙がこぼれました‥‥(´;ω;`)。
ただね、、、難しいんだなこれが(;´∀`)
一度見ただけでは理解できないので、解説読んだりもう一回見返す必要がありそうです。
難しくても、世界観は素晴らしいので、それだけでも大いに見る価値ありです。いわば体のなかにスマホが埋め込まれた状態。口を動かさなくても話ができるし、義体化やほぼ人間のアンドロイド、記憶や視覚の共有なと、理系の僕からしたらめっちゃロマン溢れる世界です(機械操作は苦手だけど)。
あと、押井版のオマージュがところどころありましたね~少佐がハッチを無理やりあけるとことか、子供の少佐が出てくるところとか、「素子ーーー!」とか。そこを見ると、思わずニヤリ(。-∀-)としましたね。
これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。