ecot さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
あにこれ、厳しくない?
私は見逃し配信勢なので、どうにかネットのネタバレを踏まずに13話を見終えて、感想やレビューをあさりはじめた。すると「VIVYよかった 」という感想も多かったのだが、このサイトや私の好きなレビュアーさんの動画の反応はどうもイマイチ。
私はかなりよくできた作品だと思ったけどなぁ。
まず、1話で想起したのが「デトロイトビカムヒューマン」
でも、ちゃんとVIVY独自のテイストやアプローチもできていたんじゃないかなぁ。
歴史の分岐点のエピソードはハズレと思わせるものがなくて、どれもよくできてた。
10話、「ああ、EDはヴィヴィが作ったきょくだったのね」と感慨にひたったと思ったらCパートで、あのAI達の不協和音。インパクトあったなぁ。アンドロイドやAIが声を揃えて歌っているのに、ちゃんとしたハーモニーにならないところが、自身とは違う他者と、自分の意志で協調して行動するという点が、AI達にはまだ欠けているんだろうなぁと、全話見終えてから思ってみたり。
ヴィヴィ自身が時間を遡るという展開は「なるほどなー」と思った。斬新でない、神展開でないけれど、作品の特徴を生かした展開ではあったと思う。
最終話のヴィヴィが歌うシーンは、インパクトにはかけるものの、感動に値するものに仕上がっていた。
全13話で100年の壮大な物語をうまくまとめていたと思う。
不満な点がある人がいるのは当然だと思うけど、このあにこれのレビューを読んでいると、VIVYに対してやたら厳しくないかいと正直思う。