シボ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
EDの三味線の使い方が素敵でした。
今まであまり触れることのなかった音。和楽器シリーズでは
「この音とまれの」箏の合奏が自分の中で記憶に新しいのですが、
津軽三味線もちゃんと聴いたのはこのアニメが初めてです。
和楽器ってことで比べてしまいますけど、この音とまれでの合奏シーンに感動したばかりなので自分の中でハードルが上がってしまってたせいもあるのかな~。
本作ではちょっと演者が奏でる津軽三味線の音にそこまで心が動かなかったんですよね。なぜか。
そこは少し残念なところです。
クライマックスの
松吾郎杯で色々な演者が個性を出して演奏するシーンでは、
周りのキャラ達の反応、感想が演奏と共に語られていくのだけど、
自分の耳が
肥えてないせいもあるのか、その凄さや違いをあまり感じること
出来なかったんですよね~><!
学園ものとしてのストーリーも
主人公の雪君のマイペースっぷりにあんまり感情移入出来なくて
世界観に浸れなかったのもイマイチに感じちゃいました。
その分、梅子のぶっ飛んだキャラが中和してくれてて、
謎のお母さん、梅子の話がもっと観たかったかも。
原作を読んでないのでわからないですけど
物語は今回のシリーズではたぶん序盤の序盤でしょうし、
松吾郎杯で世界を知った雪のこれからが
主軸となって展開していくんだろうな!?。
まだ評価するには早いんでしょうね、たぶん。
最後に
津軽三味線の音にあまり心動かなかったとは言いましたけど、
OPとEDは素晴らしかったです。
特にEDの加藤ミリヤさんの「この夢が醒めるまで feat.吉田兄弟」は
吹雪の挿絵の中、厳しい世界を必死に生き抜く孤高さを感じさせる
凄い素敵な楽曲で、三味線の使い方が絶妙で毎回飛ばさないで聴いてました。
今後、本気になった雪君のこれからのストーリーに期待ですね。