Bハウス さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ひだまりスケッチにはなれなかったが
きらら作品で監督は新房監督の側近だった大沼心氏
タイトルの背景だったり教室のクラスのタグなんかは
「ひだまりスケッチ」を彷彿させる
物語はある名門高校に唯一ある「幸福クラス」
選ばれた生徒は不幸体質の持ち主
その中で5人の女の子が出会い
クラスメイトとして共に過ごす事によって
それぞれが幸せを実感する
主人公は不幸の塊を背負っているような杏ちゃん
しかし彼女はどんな出来事に合っても決まってこう言っている
「私はツいているよ」
最初に出会ったのがヒバリちゃんこと瑠璃
彼女は子供の頃に一目ぼれした
道路工事の立てかけ看板の男性の件で中学時代からかわれていた
橋の上で犬を抱えた杏ちゃんと出会う事で物語が動き出す
その後二人の前の席と言うのもあって仲良くなるのが
超虚弱体質で自分の事を苛烈に自虐する牡丹
受験の時に瑠璃に出会い道を教えてもらったのに
自分の方向音痴が原因で遅刻しそうになり
一方的に逆恨みしている響
響の幼馴染で動くと常に眠くなり
何故か女性にモテまくる蓮
それぞれ特異体質を持っていることで
お互いが支え合うようになり仲間になって行く
最初の幸福実技で仲良くなった5人は
補修で課題を出された伝説の花を探し出し
牡丹の音頭で夏休みは5人で牡丹の家で海水浴したり
夏祭りに繰り出してみたり
そして最後は林間学校の鬼ごっこで
武装したチィモシー達相手に奮戦した事で
より一層絆が深まっていく
小平先生が杏ちゃんに興味を持ったのは
それだけ常識はずれの不幸を呼び寄せているのかな
杏ちゃんの家は完全に結界張られていたしw
チィモシーはアニメではサポートロボットの役割だが
実際は操作しているクラスメイトがいて
匂わせる形は出しているけども
シリーズ構成と制作協力見ると
後に「ゆるきゃん△」シリーズを作った面子
杏ちゃんの芝居はなでしこのプロトタイプなので
ゆみりん好きで見ていない人にはお勧め
私は安野さんがここぞとばかりに自虐する
牡丹さんがいいよね祐太郎兄さんw