颯沙 さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
なぜこれをアニメにしたのか?
多貫カヲさん原作のギャグ漫画をアニメ化
原作自体が昭和感満載でギャグのテイストも作画も昭和です。
ぶっちゃけてしまうと、アニメには向いていません。
原作を見てもらうとわかるのですが、作中に登場する小物や、貼り紙などにもギャグや細かい描写があり、セリフと画のコラボによって作品となっている感じがします。
アニメで動きが出てしまうと、さらっと画面で流されてしまい
セリフのみのギャグになってしまうので、面白さが半減しているように感じます。
例えば、10軒目に登場してきたピンク髪の少女
エドレット・ウィオレルム・オースタン・フラン・マーロイ・カールヘルマン・
(中略)フォン・アルヴァンの娘
アンドレアナ・エレン・クロスディア・マルガレーテ・エマリン・ナーシャム・フェルナ・(以下略)。
通称「ネル」
これが言葉だとなんとなく長い名前なんだな。で終わるのですが、文章で見てみるとどこに「ネル」があるんだろ?となったりします。
ボケとツッコミの感じもボケにすぐツッコミを被せていくスタイルを取る為、ボケが小声だったり、アクションが薄いとツッコミ役が一人で空回りしている感が否めません。
ちょっと見る人を選ぶ感じがします。
EDのNon Stop Rabbitさんの「静かな風」が好みの曲だったので点数ちょっぴりアップしています。