ニック さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 2.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
守るべきものが違う、ただそれだけなのに…
ガンダムシリーズはあまり見たことが無く、鉄血の次に通しで見ている。
大方のあらすじは知っていたが、実際に見て感情が揺さぶられている。
この戦いは戦争。誰かを守るための戦いであり、個人で話し合って済む問題ではない。互いにとって正義があり、お互いにとっての敵を倒さなければいけない。
ガンダムシリーズにはその傾向があると思うが、旧友が敵になってしまっただけでここまでシリアスな展開になってしまうとは…
序盤でキラが戦闘で人を殺してしまい、悔やむシーンが非常に印象的だった。軍人ばかり登場するので対称的に目立つんですよね。
また、作中では敵対勢力同士の人がふとしたことで一緒になり、腹を割った会話をするシーンがある。これが今後の終戦への展開に向かっていくのかなと感じた。
終盤は{netabare}仮面の男が地球軍を煽り核攻撃の引き金を引いて弔い合戦になってしまったが、{/netabare}
キラとアスランが関わってこなければもっと多くの人が犠牲になったと思うし、戦いを止めようと考える人も少なかったと思った。
登場キャラの中では、仮面の人と歌姫の人は色々考えてたんだなあと思った。
序盤のフレイ{netabare}との絡みは勢いでやっちゃった印象を受けた。終盤で再登場したけれど{/netabare}このキャラは好き嫌いが半々。
あんなに一緒だったのに は名曲。ここまで作品に合うガチなテーマ曲はなかなか無いと思う。
西川さんの演技は良かったけどビビアンさんは微妙だった。
カメラを引いたときの作画があまり良くないと感じた。