U さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
C. ネタバレ注意 – 心優しい怪医のお話
阿呆トロの漫画
「少年シリウス」で2017年11月号~2018年9月号まで連載後、
「マガジンポケット」で2018年12月より配信中
怪による病気を治療する怪病専門医ラムネの医療物語だがホラーも有
<メモ>
多くの病気は不摂生とストレスが起因なのではないだろうか。
私自身も難聴や潰瘍になった時にストレスが原因と言われました。
が、ストレスが原因と言いながらも医者はストレスの元を見つけようとはせず薬を処方しておしまい。当然再発しました。
一方、ラムネはストレスの原因と解決策を患者自身に見つけさせる。
もしラムネのような医者が実際にいたならば、救われる人も多いのではないだろうか。
<主要登場人物>
・ラムネ: 内田雄馬
・クロ(黒森悠流): 永塚拓馬 ラムネの弟子 中学生
・彩芽: 植田佳奈 怪具屋あかつきの元店主
実際は9才だが103歳まで生きた前世の記憶があるため、精神年齢は112歳
・丹己(にこ): 岡本信彦怪具屋あかつきの店主
彩芽のひ孫 目が見えない代わりに、超感覚の持ち主
・紅葉: 諏訪部順一 ラムネの師匠
<ストーリー>
ストレスや強い執着を抱えた心に怪と呼ばれる不思議な存在が作用してかかる病、怪病 それを治すのが怪病専門医
神社に住まう怪病医のラムネは
目から調味料が出る子役(鬼頭明里)、〇〇が竹輪になってしまったチャラ男(KENN)、爪が唐辛子になってしまった男子高校生(信長)、頭からポップコーンが出る中学生(村瀬歩)達の怪病を治療していくのだが、
薬や手術とかで治すのではなく、根本から治療するため胸の奥に秘めた原因を自分で認識させた後、怪具を使い治していく。
そんな治療法は患者や周りからは荒療治に見えることもあるが、患者に寄り添い過ぎるためラムネ自身が怪我することもある。
みかねた師匠の紅葉からは「患者との距離を正しく保て、だれかれ構わず感情移入し過ぎるな」と苦言を呈される程。
弟子のクロと出会いも怪が見える事を家族に話せず砂を吐く怪病になってしまった事を悩み怪しい新興宗教にすがろうとしたクロを助けたのがきっかけだった。
ラムネの助けを受け家族に自身が抱える問題を理解してもらうことができたが、しばらくはラムネの作った食事を取るために神社に通うことになった。
クロは食事を一緒にするだけでなくラムネの弟子として助手として一緒に行動するようになる。
21.4.21