take_0(ゼロ) さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
外伝らしい外伝(ってなんだw)
まずは、ヴァイオレットの新しいエピソードが観れて幸せだった、眼福眼福。
ストーリーについては、
長々と語るつもりはないので、観てみてほしいです。
しっかりとしたストーリーにまとまっています。
作画のクオリティも問題ありません。
今までどおり、楽しめると思います。
で、実は何よりもうれしかったのは、
ヴァイオレット自身の疑似学生生活姿が垣間見れたり、友達(と言ってもいいよね。。。細かいこと言わずに)とのフツーっぽい姿が観れたことだったりしますw。
それにしても、手紙の物語で字の読めない、書けない人物を持ち出してくるのは・・・常套手段とは言え・・・胸に来るものがありますね。
イヤな言い方をしてしまいましたが、誤解をしないでいただきたいのです。
「伝えるすべを持たないのに、どうしても伝えたい・・・」これこそがヴァイオレットたちの存在価値そのものに通じることであると感じました。
余談ですが、
以前、野口英世の母が英世に書いた手紙を見、朗読を聞いたことがあります。
これが・・・、私のツボにはまりまして、号泣しました。
興味のある方は、この母の手紙のエピソードをご覧になってみて下さい。
(英世自体は後年、たいがいなエピソードも伝えられることもあって、好き嫌いは置いておきますが)
この手紙を書いた母の思い、伝えたかった事、必死さを考えると今回の物語と共通する点を感じ取れると思います。
以上、余談でした。
本編のヴァイオレットエバーガーデンをお好きだった方は、安心して観て下さい。
美しく、凛としたヴァイオレットにまた会えますよ。