カミタマン さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
Don't think, Feel !!
2021/06/08 投稿
ポケットが虹でいっぱい
AO
ハイエボリューション
と正直言って,期待外れや何か違う感が続きました。
しかし,ついに来ました!
そう!こういうのを待っていました!!
冒頭のアネモネが走っているシーンからもう
「そう!そう!!こういうの待ってたんだよ!!!」感がこみ上げてきました。{netabare}なんと!このシーン,終盤への伏線になっていました!!{/netabare}
とは言えストーリーは,相変わらず別世界ぽいです。
{netabare}アネモネのフルネームはなんと石井楓花アネモネ!父親は日本人で自衛官!!
東京はスカブによって滅んでいます。{/netabare}物理攻撃を受け付けないこのスカブ(エウレカセブン)と戦うため楓花は精神体としてスカブ世界にダイブして戦います。このダイブした先のスカブ世界がテレビシリーズのエウレカに近い世界みたいです(アスペクト比も4:3で中央部のみに画像を表示)。そこにはドミニクが居てアネモネに言います「考えるな!感じろ!!ここはゆめみたいな世界だ。」なるほどなるほど,ブルース・リーの有名なセリフを引用しつつ世界を簡潔に説明しています。楓花はテレビシリーズのアネモネと同様にぶら下がったような体勢でジ・エンドを操縦して戦います。基本的に楓花の部分は作画し直されていますが,何故か数カットテレビシリーズそのままなのか,非常に好戦的な表情のシーンがあり,違和感を感じました。
{netabare}この作品のエウレカは,レントンが死なない世界を求めいくつもの世界を渡り歩いている存在でした。
後半,エウレカを救い出すため(?)の,挿入歌Ballet Mécanique が流れている戦闘シーンは圧巻でした!{/netabare}
{netabare}最後までみると,意外にもこの作品はエウレカとアネモネの友情の物語でした。{/netabare}
なんとなくハイエボリューション3作目で,多くの異なった世界のエウレカワールドがつながりそうな気配をさせながら物語は終了しました。ハイエボ3が楽しみ!!
挿入歌Ballet Mécanique もたいへん良かったのですが,
エンディングのThere’s No Ending は神曲でした。連名ではありますが作詞作曲にもRUANNとクレジットされていて宇多田ヒカルクラスの逸材と感じますが,どうやら現在活動はしていない模様です。残念・・・