tinzei さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
深夜にやってれば・・・・・って言い訳しても無駄だな
当時、テレビで少しだけ観たことあって、サスペンス要素の絡んだBLOODシリーズみたいなものかと思ったけど、全体ストーリーはあるし勢力争いもあって、結構凝った作品だった。
18時台でやってた作品だけど言葉が難しすぎる。江戸時代が舞台だから多少古い言い回しが混ざるのは仕方ないけど、説明しやすい名詞じゃなくて、形容詞や動詞に使われてるから、時々意味が分からなくなる。まあ幸い主人公が武器に使う漢字とかはちゃんと説明が入るから、ストーリーの理解に問題は無いけど、これじゃ視聴率取れるわけない。
基本シリアスだけど、宰蔵の話が終わったあたりから少しだけコメディ要素が入る。といっても、終盤は死人も多くなってシリアス具合は上がるから、それを緩和するためと思えば少し納得。
wiki見る限り評判は悪かったみたいだけど個人的には嫌いじゃない。元々こういう時代劇は実写でも嫌いじゃないし妖怪作品も好き、しかもこの作品は一話完結で終わるただの妖怪退治じゃなくて、陰謀があって世の中の不条理を題材にしている深い作品だから、ある意味この時代の18時台にふさわしい作品。
ただ舞台が江戸時代な上に当時の言葉遣いそのまま、武器に漢字の成り立ちを使うっていう超マニアックな作品だから、子供に受けるわけがない。
大人が多い深夜にやってれば・・・・・って言い訳があるけど、正直深夜でも微妙だな。
さすが夕方アニメだけあって、前期OPはいきものがかり、EDはポルノだけど、後期のOPEDは両方とも知らなかったから色々と察した(笑)
自分用
1→浮民母子を追ってきた山神の妖夷。
2→実は父が山神を降ろして子を狙っていた。
3→武具の妖夷。
4→異人の少女と馬。人形の妖夷。
5→人形の妖夷を倒す。雲七の正体。
6→アトルの馬はケツァルコアトルで暴れまわる。
7→雲七とケツァルコアトルを合体させ現世におく
8→芝居跡地の面の妖夷。今度は狐の妖夷に宰蔵が立ち向かう。
9→面の妖夷に支配された宰蔵。
10→宰蔵が面の妖夷を倒す。
11→小笠原と日光への旅路の妖夷退治
12→謎の集団により日光の妖夷が復活
13→絵師が奇士たちを知る(総集編)。
14→遊女殺しで絵師が火盗に疑われる。
15→アトルが捕まりそうになるが蝶の妖夷が現れ火盗を殺す。
16→アビの知り合いのカラクリ師と紙鉄砲。
17→黒幕は異国卸問屋。アビが姉を攫った妖夷を探す。
18→元凶は姉だった。鳥居の暗殺を阻止。
19→ユキと同姓同名の者が二人現れる。
20→ユキが実家に帰る。ユキが異界に行った時の脇差が妖夷。
21→12の連中が役人を妖夷にして江戸で暴れさせる。
22→酒を嫌う妖夷とアトルが出会った切腹する役人。
23→印旛沼の妖夷を調査
24→アトルが呼んだ妖夷を西の者たちが利用。
25→西の者たちを討ちアトルを取り戻す。
ova1→蛮社も解体されてから半年後、とある漁場で旗本たちが巨大な人魚に食われる事件が発生。小笠原は跡部らに言われ再び奇士らを集め漁場に向かうがそこにいる佃衆ともめごとになる。彼らは自分たちが隠密だと言い跡部の仲間阿部から奇士の攻撃を命じられていた。不審に思った小笠原は一旦引こうとするが宰蔵が切ってしまい結局一人を残して殺してしまう。その一人は例の人魚を呼び出し奇士を殺そうとするがまず自分が食われる。その後ユキが体内に入り内側から殺す。小笠原は跡部たちの真意を見抜き宰蔵と江戸元を逃がし、アビとユキは鳥居から跡部たちが蛮社の関係人物抹殺を企んでいると聞く。
ova2→小笠原は人殺しの罪で捕まり、わざと腹痛をおこし外部と連絡を取ろうとするが別牢に移されるだけだった。そこでかつての師高野長英と出会い、アカネコのことなどを聞く。一方宰蔵は小笠原は死んだと聞かされ一人で遺体を引き取ろうとするがユキが止める。そこで鳥居のおかげで死んではいないと聞かされるが酷い牢屋だと聞かされ不安は消えない。鳥居のおかげで小笠原から手紙を受け取った奇士たちは、小笠原と接触する方法を考える。すると宰蔵が髷を切り浮民になりすまし牢の世話係として潜入する。だが小笠原の顔は見れたが会話は長英を通すことに。宰蔵は長英の言われるがままアカネコを見つけ舞で暴走させ火事を起こす。
ova3→アカネコは宰蔵の舞と長英の聖書を使った力で力を増す。牢屋で火事が起きたため決まりで囚人たちは外に出され期限までに指定の場所に来ないと死刑になる。そのことで外に出れた小笠原はユキたちと合流する。ユキたちはアカネコを退治するが宰蔵は吹き飛ばされる。長英は宰蔵を見つけ宰蔵がアカネコと合体したことと火事を起こしたことを引き合いに出し仲間にする。長英は間宮林蔵の遺書を探し鳥居邸に押し入る。そこで鳥居たちに囲まれるが宰蔵の舞で狐の妖夷たちが暴走し襲い掛かる。ユキたちも到着するが宰蔵は耳を貸さず巨大狐の中に入ってしまう。
ova4→ユキは巨大狐を倒し宰蔵を確保しようとするが長英が別の狐に乗り宰蔵を連れて逃げる。小笠原たちは鳥居から間宮林蔵の話を聞き長英たちが蝦夷に向かったことを知る。小笠原たちは蝦夷へ行こうとするが、保険としてアトルを取られ、更に宰蔵が世話係の時使っていた服を浮民の子供にあげたせいでその子供が放火犯として殺されることを知る。蝦夷についたアビと江戸元は地元民に話を聞き姫と呼ばれる少女と出会う。一方別行動をしていた小笠原やユキたちは宰蔵たちを見つけ戦闘になる。だが宰蔵が囮になっている間に長英は姫の少女を狙い斬りつける。すると遠くの岩盤が崩れ氷漬けにされた何かを見つける。
ova5→それはスサノオだった。ユキはスサノオを見た途端竜に変身し宰蔵を殺そうとする。ユキが身につけていた鈴のおかげで気絶したユキだったが姿は戻らず宰蔵も小笠原に助け出されたがすぐに長英のもとに戻る。一方長英に斬られた姫は生き返り江戸元たちを驚かす。だがそばに寝ていたユキをオロチと呼んだことで状況を理解する。鳥居はユキをヤマタノオロチとして徳川幕府を守護するものにしようとし、長英はそれを阻止するため宰蔵をユキを救うためとうそぶきスサノオを復活させていた。スサノオが目覚めたことでユキもオロチとして目覚め両者の戦いが始まる。そこに鳥居も現れ長英にユキを覚醒させたことへの礼を言うが、直後、スサノオを守っていた姫が宰蔵に代わってスサノオの中に入りオロチとなったユキと話しをする。ユキは異界へ行きたがり姫はスサノオを纏いユキを異界へ連れていく。結局鳥居の目論見は外れ長英の思い通りになってしまった。しばらく後小笠原は奇士やアトルと共に異界へ行き幼い頃のユキに会い現実世界に戻す。