ハニワピンコ さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
幼女の皮を被っためちゃくちゃ有能なオジサン
漫画版は最新話まででは無いが少し読んでる
日本のサラリーマンであった男性が、首を切った人間にホームに突き落とされるがその瞬間に神の意向で別世界の大戦期に孤児として転生し、軍人として生きていく物語
話題に上がるキャラデザは嫌いじゃない。ムーミンも段々慣れてきて漫画版よりこじんまりしていて違った可愛さがある
男衆のリアル路線が出来たなら…とも思うがあの絵を動かすのは無理だから仕方ない
ターニャちゃんのキャラが良いね
前世の記憶を反芻し、歴史から学んだことを生かし、利己的な人間らしい人間であるが故に合理的な展開など無いと理解しており、豊富な知識に加え、合理性に対する反例を知っており、それらを最大限生かし、努力し安全な後方勤務へ行こうとするが、裏目に出て前線へ送られるというこの作品のギャグポイントが、主人公の頭脳明晰な現実主義的なキャラとマッチしていてとても面白い
また、ターニャはいわゆる無神論者で実存主義的な思想を持っており、それに対する人物として神と直接対話させる形式は中々に面白いと思ったけど、その神がただの思春期中学生で、しょうもない事起こしては神に祈れと迫ってくる。真っ白な服と黒い帽子で真夏にやってくるおば様宗教勧誘より怖い。怖いというか神が小物すぎて恐怖すら覚えると言った感じ
途中から祈り始めたがそこはよく分からなかった
というかそもそも魔法が普通にある世界で空ビュンビュン飛んで戦争してるよく分からない世界。空戦はカッコイイけどね
原作にある可愛い動物での戦況説明が無いので、状況は中々に掴みにくくはなっている。その為か、参謀本部のオジサン達の描写が原作よりかなり多かった印象がある。死屍累々な前線も面白いが、作戦を聞いていたり謀りを見ているだけでも面白いのでもっと増えろ
あまり詳しくはないが戦争描写はリアルで、魔法ファンタジーとも上手く噛み合わさっていた
ビュンビュン動いてドンパチやってる「動」の戦争系は久しぶりに見た
主人公のキャラが良く、史実と魔法ファンタジーが上手く合わさっていて、程よい緊張感とリアルさがあって、戦争物としてとても良かったと思う
劇場版が配信されているが、戦争物はやっぱり映画館の立体音響で見たいとも思うので暫く待ってみようかな
漫画版もちまちま集める