ねごしエイタ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
長道を取り巻く運命の交差
シドニアという宇宙船に乗っで、襲来するガウナという異生物の脅威から身を守り生活する人類において、主人公 谷風長道(ナガテ)に焦点をあてたお話だったです。
シドニア内の街の地下で生活していた長道が、食糧確保のさなか見つかりけがをして保護されるです。逃げるけどすぐ戻されたところから、星白閑、小林館長、科戸瀬(シナトセ)イザナ、ヒ山さん、岐神(クナト)海苔夫、緑川 纈(ユハタ)と出会い人間模様が、ガウナとの闘いも含めて描かれていたです。
長道と星白の異性としての意識が、どことなくもどかしい感じです。長道に関心を持つイザナと纈が、独占欲でやきもちを焼いたり、マ獣人のヒ山さんの世話好きな少し面白いです。
長道をライバル視したり、喧嘩もする岐神の存在感、本人の苦しみ最後の最後まで見られたです。
どことなく長道を最初から見守る小林館長も先回りするようで、見え見えの変装は何のためなのか?分からないけど不思議です。
小林館長、ヒ山さんの絡む爺さんとのつながり、明かされる長道の生い立ちは、この話に秘密めいていたです。
{netabare} 星白の戦死が意外な展開になり、星白を取り込んだガウナの脅威は凄かったです。同時に人を再現したエナというガウナの一部は、星白が長道にとって、まがい者であっても生き返ったように見えたです。この星白と長道の関わりにも意味があるように思えたです。最後は何を意味するのだろうです。{/netabare}
以前私が見た「BLAME!」や三部作の「GODZILLA」と同じCGアニメで、現れたイレギュラーともいうべき長道の登場から始まり、 衛人、ガウナの設定、思わぬ展開、シドニアにおける光合成などの人類など独特だったです。
長道を取り巻く思春期の在り方を、なにやら人類といのか?シドニアの秘密、過去を織り交ぜた展開に、これからどうなるのか?です。「私、気になります!」だったです。