tinzei さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
せめて捕食シーンは描けよ
前半の「石起こし」と、後半の「怪しき来訪者」の二部構成。
前半に関して、角のある妖怪強キャラっぽい伏線を張られてた割にはいつのまにか消えてたな。ニャンコ先生がゲップしてたから食われたんだろうけど、せめて捕食シーンぐらいは描けよ(笑)
後半に関して。珍しく三篠が主役の話だけど、まあ夏目友人帳にありがちな話だな。
【あらすじ】
夏目はニャンコ先生を探している途中、妖怪たちから角のある良からぬ妖怪がいると言われる。
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夏目は謎の紙と小さい妖怪を見つけ助ける。その妖怪はミツミと言い、大妖怪岩鉄を起こす石起こしという役を担っていた。
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紙は喋る地図で、地図を頼りに岩鉄が眠る祠を探すが、岩鉄は自分を起こした者に誰彼かまわず酒をふるまうためミツミは他の妖怪たちから狙われていた。
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途中石起こしを狙うニャンコ先生や中級たち、ヒノエたちとも会うがニャンコ先生たちはミツミの存在に気付かず去っていく。
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夏目はヒノエとチョビと共にミツミを守りながら祠へ進む。途中ヒノエが囮になり他の妖怪たちを抑え夏目たちは見事祠がある沼に着く。
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だが角のある良からぬ妖怪が夏目たちを狙い、二人は穴に落ちてしまう。
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目覚めた夏目はミツミと共に地図に従い地下道を進み見事祠に着き岩鉄を目覚めさせる。
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角のある妖怪はいなくなっており、辿り着いたニャンコ先生と共に岩鉄の振舞う酒をごちそうになる。
ある日田沼は妙な夢を見るようになる。
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出かける父から客人が来ると聞かれ、その客人と会うが、それは父の言う客人ではなかった。
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その後も田沼のもとを訪れた謎の人物だったが特に何もせずただブラブラするだけだった。
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田沼のことが心配になった夏目は田沼に連絡し夏目もその客人と会うことになる。
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夏目もそのブラブラに同行するが、ただその辺を歩くだけだった。
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夏目は思い切って妖怪か?と尋ねると、そうだと答え夏目は警戒するが田沼は容認し一緒に行動する。
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ブラブラも終わり田沼の家からの帰り道、夏目はその人物が三篠であることに気付く。
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事情を聞くが三篠は自分の問題なので夏目には関係ないの一点張りだった。
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また次の日もブラブラが続き、夏目も同行する。途中田沼の家に錫杖が刺さっているのが分かるが、田沼は見えなかった。
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夏目は夜中、三篠に会いに行き、三篠の生い立ちを聞く。沼の主だった三篠だが、元は姿かたちの無いもので供物の馬から姿を得ていた。そして田沼とブラブラしていた場所は三篠にとって思い出の場所だった。
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次の日、田沼はまた妙な夢を見て二つの木偶人形を見つける。すると田沼の様子がおかしくなり操られたようになる。
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実は三篠がいた沼の他にもう一つ沼があり、その沼の主と決められた日にちに人形で戦うようにしていたが、今回の場所が田沼家になってしまい、相手方の妖ササメが田沼に憑りついてしまっていた。
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三篠はササメを田沼から剥がすため思い出の場所を巡り、人形に入るよう差し向けていたのだ。
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田沼はササメの三篠への気持ちが自分の夏目への気持ちと似ていることに気付き、ササメに体を貸そうとするが、ニャンコ先生から今現在と思い出は別と言われ、ササメは思いとどまり、木偶人形へ移り三篠と戦う。