カリウム さんの感想・評価
3.1
物語 : 1.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 1.0
状態:観終わった
keyファンだからこそ残念。しかし…
他の方と思っていることは同じなので、具体的な話はしません。
中途半端な伏線回収、不安定な主人公、広げ過ぎた風呂敷、存在意味の分からないキャラ、自己中心的な甘ったるいハッピーエンド、挙げはじめたらキリがないです。なんとか作画とやなぎなぎさんの音楽のお陰で形となっているだけのように感じました。
多くの方が一番悪い点として挙げている所謂「尺問題」ですが、今までのkeyアニメの中にもairやAB、シャーロットのように尺の問題で説明不足であったり終盤急ぎ足になる作品が幾つかあります。それでも、世界観が良かったり、何度も見返すことで深いストーリーを理解し感動する作品でした。しかし、今作の『神様になった日』は尺があったとしても以上のような作品にはならなかったのではないでしょうか。
6,7年前、初めて見たアニメが『CLANNAD』だったことを覚えています。それ以降、key作品を見る機会があり、さらにゲームにまで手を出すほどkey作品のファンになっていました。しかし、あくまでファンであり信者ではありません。良くないところがあれば気になります。それでも、この先新たに作品を出すなら見たい気持ちでいっぱいです。
『クドわふたー(映画)』『神様になった日』の良くない流れでkeyブランドが消えてしまうのではなく、この先これらを笑い話にできるような素晴らしい作品ができることを祈っています。