tinzei さんの感想・評価
2.8
物語 : 3.0
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
人気シリーズのくせに、作画は三流ovaのそれ
『ボトムズ』シリーズ第五作。
テレビアニメ版から32年後、コールドスリープされたキリコたちが回収されるとこから始まる。
前作から期間が空いたせいか、全体的にデザインの質が上がっている。ただ動きは逆に悪くなった。特に戦闘時の動きが、全体像を描かず小さいとこだけ映して音で誤魔化したり、静止画で誤魔化したりするシーンが多々ある。人気シリーズのovaのくせに作画だけは三流ovaのそれ。
【各話あらすじ】
1→キリコたちが冷凍睡眠いについてから32年後、キリコたちは解凍業者に回収され蘇生される。一方キリコが回収されたことに気付いたマーティアル教団モンテウェルズは聖地アレギウムからキリコの抹殺指令を受ける。モンテウェルズの娘テイタニアはキリコ抹殺のためキリコが蘇生された場所へ向かう。キリコは意識を取り戻すが体が動かず、フィアナの移送を阻止できなかった。そこに業者と業者を追ってきたテイタニアが入ってきて業者の片割れを殺す。キリコはテイタニアに見つかり戦う。街を破壊しながらもATを操り対抗するが彼女の体は機械仕掛けでネクスタントと呼ばれるPSを超えた戦闘マシーンだった。
2→キリコとテイタニアの戦いでステーションは破壊され落下を始める。キリコはフィアナを連れた業者を追うが逃走を許してしまう。キリコは傷ついたテイタニアを冷凍カプセルに入れ助けようとするが、突如テイタニアは操られたようになりキリコを殺そうとする。結局手足を撃ち冷凍カプセルに入れ射出し、自分もカプセルに入ろうとするが失敗、ステーションと共に落ちる。数日後テイタニアの父モンテウェルズ卿はアレギウムに向かいテイタニアの功績のおかげで法王へ一歩近づく。一方キリコはゴディバという医師に助けられるがゴディバはキリコの回復の早さに驚く。
3→聖地アレギウムでは次期法王を誰にするか話し合われていた。モンテウェルズはキリコ抹殺を武器にして、対抗馬のグノーに対する。グノーの部下ノスコヴィッツはネクスタントが異端だと責め立てるがテイタニアを脱がせ有用性を説明させる。テイタニアはキリコのことを知るためキリコの記録をまとめている男に会うが、何とロッチナだった。キリコについて学ぶテイタニアだったがロッチナからキリコ生存の報を聞かされる。一方キリコを助けたゴディバは軍医でキリコ監視を司令官から任じられるがかつて教団にいたためキリコのことをよく知っていた。キリコはゴディバに頼みフィアナ救出を手伝ってもらう。ゴディバはキリコを連れ軍を抜け出し、フィアナが運ばれた宇宙港へ行くが惑星ジアゴノへ運び出された後だった。二人はジアゴノに行くため巡礼者に紛れることにする。
4→法王決めではキリコ抹殺の失敗でモンテウェルズの不利だったがモンテウェルズがノスコヴィッツがキリコを蘇生させた証拠を出し形勢逆転する。一方ジアゴノについたキリコはゴディバにフィアナの再凍結を頼み、自分はATで突撃する。テイタニアはキリコへの借りを返すためと思いフィアナを蘇生させるがキリコに思われるフィアナに嫉妬する。キリコが来たことを知った教団はモンテウェルズにテイタニア出撃を頼むがモンテウェルズはそれを利用し次期法王になる。モンテウェルズはテイタニアにキリコを倒すよう命じるが蘇生させた証拠が嘘とばれグノーたちに詰問される。だがモンテウェルズはグノーたちを射殺し、テイタニアはそれを見て自分が事故に遭い、ネクスタントになったのは父の策略だと思い出す。テイタニアは父を見損なったが武人としてATに乗りキリコ抹殺へ向かう。
5→キリコは教団のAT部隊を蹴散らしながら進む。一方ゴディバはフィアナを見つけるが既に蘇生された後だった。途中テイタニアと対峙するがテイタニアからフィアナを蘇生したと聞き、戦いを放棄してフィアナのもとへ急ぐ。だがテイタニアがそれを許さず戦うことになる。しかしモンテウェルズがテイタニアの補助脳を稼働させ強制的に能力を発動させる。ボロボロになるキリコだったがPSの能力でキリコが放った銃弾がたまたまテイタニアの補助脳にあたりテイタニアは正気に戻る。キリコはゴディバから連絡を受け急ぎフィアナのもとへ向かい、テイタニアはフィアナを蘇生させてはいけなかったわけを聞き愕然とする。ついにキリコとフィアナは出会うがフィアナはキリコの腕の中で力尽きる。その後フィアナは冷凍カプセルに入れられ宇宙を漂い、キリコは教団からの和解を蹴ってどこかへ行く。