退会済のユーザー さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.0
作画 : 1.5
声優 : 4.0
音楽 : 2.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
KADOKAWA販促アニメ
2021年6月2日 レビュー全文改編
2021年7月10日 最終稿
原作5巻+Each Stories 計6巻読了
{netabare}
今回はKADOKAWAのメディアミックスが大失敗に終わったケース。
(営業的には成功かもだが、作品的には小説もアニメも大失敗)
小説についても言いたいこと沢山あるが、アニメ中心に言及。
1.原作魅力不足
パパ活、美人家出女子高生、非処女、ちょっとイケてるサラリーマン、同棲、ヒロイン成長物語とキャッチーなフレーズをこれでもかと並べる。
物語の出だしは摺合せの斬新さと衝撃エロ映像で注目を浴びたが、各話毎にスケールダウン。サブキャラも沢山出したが、出しっぱなし。
2.尺不足
原作5巻に対して、13話ではメインキャラ・サブキャラ含め細かい心情等まで表現出来ず、単なるあらすじをを見せられていただけ。従い沙優くらいにしか感情移入が出来ない。
3.作画
回を追うごとに止め画が多くなり、人物も動かず、アニメにする理由が無くなってしまった。背景作画も酷く18禁のエ○アニメレベル。そのくせエロシーン作画には力をいれる気持ち悪さ。
4.制作会社
作品に愛情や熱量を感じない。最低限のレベルをクリアすれば良いという感覚で制作か?
5.(敢えて)良かったところ
原作絵師の「ぶーた」さんのキャラが良かったため、視聴継続できた。声優は各々がフィットしていた。
※ KADOKAWAとしてはアニメ化でラノベとコミックが売れればというモチベーションでアニメ化にGOしたと思われる。また原作者はKADOKAWAの編集に押され最終巻5巻を6月1日にリリース。そのため5巻の内容はスッカスカになってしまい、原作の評価も下げることになってしまった。今回のアニメ化は「りゅうおうのおしごと」と被ってしまう。ただあちらは原作が魅力的で、小説現在も継続し売れ続けているが。。。
{/netabare}