剣道部 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
いや懐古とかじゃなく、あの頃ジャンプは群雄割拠で、その中でも何度も巻頭カラーを勝ち取ったのが本作。
[文量→中盛り・内容→雑談系]
【総括】
自分的に黄金期の1つと言える、2002年のジャンプ連載作品。( )内は、完結の巻数。
「こち亀(200巻)」「遊戯王(38巻)」「リーダー世紀末伝たけし(24巻)」「ONE PIECE(98巻~)」「ルーキーズ(24巻)」「HUNTER×HUNTER(36巻~)」「ホイッスル(24巻)」「NARUTO(72巻)」「シャーマンキング(32巻)」「ライジングインパクト(17巻)」「ヒカルの碁(23巻)」「テニスの王子様(42巻)」「ジョジョストーンオーシャン(17巻)」「BLACK CAT(20巻)」「ピューと吹くジャガー(20巻)」「Mr.フルスイング(24巻)」「ボボボーボ・ボーボボ(28巻)」「BLEACH(74巻)」「いちご100%(19巻)」「アイシールド21(37巻)」
って、1冊まるごと読みたい作品ばかりだった。
連載されていた作品の多くが長期連載された作品でしたし、後に、「リーダー伝たけし」の島袋光年さんは「トリコ(43巻)」、「ルーキーズ」(ていうか、ろくでなしBLUESの)森田まさのりさんは「べしゃり暮らし(20巻~)」、「BLACK CAT」の矢吹健太郎さんは「To LOVEる -とらぶる-(18巻)」、「ライジングインパクト」の鈴木央さんは「七つの大罪(41巻)」、「ヒカルの碁」の小畑健さんは「DEATH NOTE(12巻)」「バクマン(20巻)」、「アイシールド21」の稲垣理一郎さんは「Dr.STONE(20巻~)」と活躍されている漫画家も多い。
この連載陣の中で、一時期はエース級の人気を誇り、巻頭カラーを何度も飾った本作。リアルタイムでハマった世代としては、(本誌では)不遇の運命を辿った本作が、こうして再び脚光を浴びているのを、嬉しく思います!
ちなみに、視聴断念した理由は、2クール目から他の観たい新作アニメと放送時間が被ったから(うちのTV1つしか録画できないんw)で、作品自体がつまらなかったわけじゃないです。まあ、とりあえず普通にアニメ化できてるし、原作は全部読んでるしなんで、新作押し退けてまで視聴継続はしないって感じっすね。
《以下ネタバレ》
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
とりあえず、懐かしみながら視聴。
原作者の武井さんが、「旧声優陣じゃないとやらない」と言ってただけに、20年ぶりくらいにも関わらず、メインどころは結構な声優さんが続投してましたね。主人公の葉の声優さんが替わっていますが、旧声優の佐藤ゆうこさんが、2014年を最後にテレビアニメの声優をやってらっしゃらないようなので、その辺は仕方がなかったのかもしれませんね。
ただ、私たちのようなオッサンが懐かしむ分には良いんですが、単純なアニメとしては、どうなんでしょうね。少年少女役としては、いささか本格的過ぎる方もいたようには感じました。
個人的なことを言わせてもらえれば、シャーマンキング自体は好きで全巻集めていますが、原作者の武井さんについては、あまり良い印象がありません。
リアルタイムであの「ある意味伝説の最終回(夢オチ)」を読んだ感想は、、、「読者バカにしてんのか(怒)」でした。
確かに、ジャンプ編集部の、功労者(漫画家)に対する扱いは非道だと思うこともあります(他の事例でも)。武井さんが不本意な打ちきりに対して腹を立てたことも分かります。でも、それは読者には関係ないし、プロなんだから、ベストではなくともベターな終わりには出来たはずです。それを、子供の癇癪じゃあるまいし、あんな乱暴に終わらせたこと、子供心にガッカリしました。
まあ結果として、この執念が実り、後に真の完結編を描けたので、武井さんの勝ちと言っても良くて、それだけ漫画に熱い、思いが深い、こだわりが強いという、ある意味アーティストなんだろうけどさ。
本アニメにしてもそうで、(声優のことは)どこか視聴者を置き去りにしているように感じていました。
私は、自分が子供の時に好きだった「シャーマンキング」を、「今の子供達」が好きになってくれるように作って欲しかったんですよね、本当は(そういう意味で、ダイ大は偉いよ)。
{/netabare}