かんぱり さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
御伽噺の怖い部分
若手アニメーター育成プロジェクトの一環として制作された作品だそうです。
あにこれのレビューを見て気になっていた作品で、25分間の短編になります。
平安時代に現れた蜘蛛の妖怪。
陰陽師がなんとか退治するものの、その子供は殺すことが出来ずに封印されて・・
そして現代。
古書店にある古びた本の封印を女の子が誤って剥がしてしまうのですが・・
出てきた蜘蛛は蜘蛛子と呼びたくなるような小さなかわいい女の子。
よくあるアニメの展開だと、この後蜘蛛子と仲良くなったりするのが多いんだけど。。
確かにこの物語の結末もある意味そうではある・・のかな?
昔話や御伽噺って本来怖い部分や影の部分があったりして、子供向け?にそういう暗い部分をカットしたり改変して、それがポピュラーなお話としてみんなが知るお話になったりするけど、
この作品は、その御伽噺の怖い部分が描かれているのが面白いところだと思いました。