セシウス さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 2.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
仕事で疲れるとこういうの見たくなる
戦争ではなくガンダムでプロレスをする作品です。放送当時異色と言われていましたが、今見ると地球とスペースコロニーの設定などはガンダムの世界と違和感ありません。ただテーマは愛と友情で、戦争の悲劇を描いた他のガンダム作品とは一線を画しています。
登場キャラクターについては、絵に描いたような脳筋男の主人公と王道ながらやたら色っぽいメインヒロイン、そして主人公との確執が描かれる師匠の3人が飛びぬけて印象に残ります。特に師匠はセリフ一つ一つがやたら重く暑苦しくて良い味が出ています。演じた声優さんたちはよく4クール喉がもったなあ、というレベルで熱演しています。
作画はたびたび乱れます。とにかく登場するガンダムの種類が多いので、混戦のシーンなどは作るの大変だっただろうなと思いました。
音楽は豪華です。OP2曲ED2曲とも名曲ですし、必殺技のシーンに流れる曲などTV番組で流用されていそうな曲も結構あります。
ガンダムファンというよりは単純で暑苦しい男たちのお話が好きな人におすすめの作品です。ストーリーも中盤と終盤はけっこうおもしろいので49話それほど苦もなく見れると思います。