RFC さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
鬼と鬼狩りの物語 序章
アニオタじゃない人まで、たくさんの方に視聴された
作品ということで、どんなもんか視聴開始。
なお私は、「日本中が感動」みたいな報道を聞くと
一気にそっぽを向きたくなる性格なので、
その辺のバイアスを外しながらの視聴となりました(笑
【作品概要】
大正時代。
田舎の山奥在住の竈門炭治郎。
母子7人の長男として、炭を売り、家を支える毎日。
しっかり者の妹禰豆子との仲もよく、
平穏な日々を送っていました。
しかし、ある日炭を売って帰ってきた
炭治郎を待っていたのは、虐殺された家族。
しかも禰豆子は食人鬼と化し、炭治郎を襲います。
突如訪れた絶望の中、炭治郎は立ち上がります。
【作品に対する感想】
十分良作であるとは思いました。
ただ「売れる」と「私が名作と感じる」は
やっぱり違うと思いました。
当たり前のことですけど。
ワイドショーなどで「鬼滅のここが凄い」みたいな
報道がありましたが、
「いや、その点ならあの作品の方がもっとすごいし」
と思うことが多々ありました。
アニメはドラゴンボール以来…とかいう人が
鬼滅を見たらそりゃ度肝抜かれるでしょうけど…。
鬼滅のアニメはまだまだ序盤なので何とも
言えないんですが、現時点では同じ少年漫画原作なら、
鋼の錬金術師の方が私の中での評価は上ですね。
さて、無限列車編行ってきます♪
1)物語
基本重たいシリアス路線ですが、
炭治郎もどこか抜けたところがあって、
重くなり過ぎずバランスをとってます。
まだまだ序盤で、未完のフラグも多くあり、
俺たたエンドなので、今後に期待です。
2)作画
最初の雪のシーンで度肝抜かれました。
劇場版?これ30分アニメでやるの?
ufotableらしく、無茶苦茶綺麗な美術、迫力の戦闘シーン。
一方でufotableでは珍しい極太の作画。
作画に関しては大満足です。
後こだわりを感じたのは
剣士や職人の掌
そして禰豆子の脚のがっしりさ。
山で育ったせいなのか、今風なシュッとしてないところが
逆に好感持てました。
3)声優
中堅声優を惜しみなく使ってますね。
主役級だらけじゃないですか。
花江夏樹一気にブレイクですね。
4)音楽
紅蓮華 めっちゃ有名になりましたね。
ただ、私の中ではそこまで琴線には触れてません。
Lisaならソードアートの「シルシ」や
この後の「炎」の方が好きですね。
劇中曲に関しては
梶浦由記さんとなんと椎名豪ですか!
壮大な曲を得意とするお二方。
・・・けんかにならんのかな?
5)キャラ
私の中で鬼滅の評価が伸びないのが、このへんですね。
どうもキャラに共感できないことが多いです。
➀竈門炭治郎
絶望や困難に必死に食らいついていく良主人公。
ただ原作準拠なんでしょうけど、
説明台詞がくどすぎるのが気にかかりました(笑
特に戦闘中。
➁竈門禰豆子
人を喰らわない変わった鬼。
理由はまだ定かではありません。
セリフはほとんどありませんが、
兄妹支え合ってる感じがいいです。
➂我妻善逸
アホすぎて観るに堪えません
➃嘴平伊之助
アホすぎて観るに堪えません
➄鱗滝左近次
このおっさん、ええですわ。
炭治郎にかなり厳しく接しますが、
おかげで炭治郎は生き延びることができました。
➅鬼ども
人格酷すぎてほぼ情状酌量の余地なしですね。
鬼舞辻󠄀無惨は飛びぬけた自己中で、
悪役らしい悪役だなと逆に好感触です。
⑦柱ども
人格壊れすぎ。
職業柄しょうがないのかな?
6)印象深いシーン
{netabare}
➀富岡義勇の説教
「奪うか奪われるかの時に
主導権を握れない弱者が妹を治す?
敵を見つける?笑止千万!
弱者に何の権利もない!
ことごとく力で強者にねじ伏せられるのみ!」
これ一発で義勇を好きになりました。
➁くるくる回るへや
包みを叩く鬼や、鬼舞辻󠄀無惨の舘?の不思議な空間
斬新でした。
{/netabare}
7)?と思ったシーン
{netabare}
➀鬼殺隊選抜試験
あんな規格外の鬼に成長してるなら、
ほっとかないで討伐しない?
候補生いくらでも死ぬと思うんですけど。
➁沼に潜った鬼に食われた娘の遺品
鬼が一般的に認知されてないんだったら
遺品だけ渡したらそいつが犯人扱いされるんでは?
つか、歯ぎしりキモイ。
{/netabare}