退会済のユーザー さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
カバディってなんぞ?
原作未読。
カバディを題材にしたスポ根アニメ。
カバディはデュラララでちょっと言ってたぐらいしか聞いたことがありませんでした。
そういう意味で興味のある作品だったのが視聴理由。
{netabare} ~
主人公宵闇はなんと〇コ〇コ動画の生主。(登録者5人)
カバディといい、生主といい、なかなか奇抜な設定、、、。
カバディ部の副部長に生主であることがばれて、部活の練習に強引につきあわされる。
宵闇は練習で自分よりはるかに小さい畦道にまったくかなわず、カバディ部に入ることになる。
カバディ部の副部長に弱みを握られ強制入部。まあよくある展開ですね。生主の話はこの後ほとんどない。
副部長はいつもこの手で部員を増やしている模様。
ここでカバディの大体のルール説明を。
攻めと守りが分かれていて、攻めは守りの陣地に入り、守備の選手をさわりに行きます。触った後自分の陣地に帰れたら点が入ります。
攻めは攻めている間息継ぎをせず一息にカバディと言い続ける必要があり、カバディと言えなくなる前に自分の陣地に帰らなければならない。守備は触られても攻撃手をカバディが言えなくなるまで守備側の陣地内で捕まえておけば攻撃を阻止し、点を得ることができます。
カバディは筋肉がついていればいるほど守備がしやすいため、みんなガチムチ。
勧誘に来たサッカー部の顧問にカバディ部の全員が男好きと勘違いされる。
これがカバディというマイナースポーツへの偏見か?
畦道のなまりがえぐすぎる。原作者はなにがしたいのか。
3話ぐらいまではカバディ部のメンバーで練習。
普通スポーツ系のアニメって絶対現実じゃ誰もしないことをしてしまったりするんですが、このアニメではそういうのはほとんどありません。(人ごみの中を走る練習にはやる意味を感じられなかったですが)
カバディを扱った作品が非常に少ないので他の作品と違いをつける必要がないからかな。
キャラクターも畦道以外は特に目立った特徴もなし。カバディにだいぶ重きを置いている感じですかね。
4話で今まで存在がほのめかされていた部長・王城がやっと登場。
一見弱そうだけどうまい。日本代表クラス(カバディの競技人口が少ないのもあってうまい選手はいきなり全国レベルになってしまうわけですが)。
よくこういうキャラいるよね。
5話から他校との試合。
対戦相手の奏和高校には全国レベルの選手+水泳界の王者・高谷。
宵闇と同じように別のスポーツからの選手。水泳のアドバンテージで強い。
部長・王城と対戦校のライバルの一騎打ち。ふつう強者どうしの戦いはかなり引き伸ばしますが、結構テンポよく勝負が進んで、いい感じにあきない。
8話から新入部員追加。
脂肪のせいで体重が重い奴、筋肉や男らしさにあこがれる男の娘。顔は怖いけど本当は小心なリーゼント。明らかに今までいなかったキャラの補充。
リーゼントは今まで主人公をひそかに見守ってた系のキャラ。
新入部員には深く踏み込まず、あくまで宵越しの気づきや成長にフォーカスしたまま。
このあと最終話まで千葉紅葉高校との練習試合。
紅葉のエースは王城の後輩。カバディ界は狭い。
展開はスポーツ漫画にありがちな、有名な高校じゃないのに、とんでもない選手がいて一回目に戦った高校より強い・・・みたいな。
一回の攻撃で7得点。いやいや、バケモノですね。
そんなこんなで宵闇も新しい技を成功させたりで辛くも勝利。
どうだ?カバディって面白いだろ?そんな感じで終わり。
総評
ストーリーは王道、というか特に目立ったところはなし。ただアツいシーンはある。
2期をするならぜひ見てみたい。僕はけっこうすきでした。
カバディというスポーツに重きを置いたせいか、キャラクター(性)を適当に使ってしまっている。テンポはいいけど心に残るものは少ない。
つまらないわけじゃないけど、爆発力にかける。
もうちょっと癖のあるキャラがいるといいかな。
作画、音楽、キャラ、どれも普通ぐらいのレベルですけど、1話を見て面白いと思った方は楽しめると思います。
{/netabare}