退会済のユーザー さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
横を向いたときの口は凝視してしまった
わたしはこの作品をとても楽しめた。
でも受け入れられなかった点が以下。
①マインの本好きがあまり伝わってこない
②魔法は必要なのかな?
③横を向いたときの口
①わたし自身もそれなりに読書が好きではある。だが、まわりにいる活字中毒者はマッドサイエンティストがメカについて語るときのように・・・本のことを、時折、呆れと感心の混じったため息を何回吐けば終わるのか分からないほど長い文の引用なんかをしながら嬉々として話す。一般人が非常識、き〇がい、ド変態などと揶揄するも、今日も公道を本を読みながら歩く。
この作品がどうしても子ども向けだと判断してしまう理由は、上記のような狂人が登場しないこと、笑いがない(くすりとする程度のものはある)ことが挙げられる。
②江戸にタイムスリップした医者の物語、仁のような構成の方が個人的にしっくりくる。身の回りにありふれているけれど製法や歴史が忘れ去られてしまっている物を見つめ直してみてはどうかと作品が訴えかけている気がする。ファンタジーなのにリアリティを大切にしている感じ。そうなると魔法のようにただただよくんからないものは邪魔でしかないような・・・。
③なによこれ?どうなっているの?
他の方の評価も参考にすると、主人公の年齢、性格、思考を受け入れられるかどうかが視聴すべきかを判断する材料として最適かと。上の文からは考えられないだろうがわたしは良い作品だと思うし3期も必ずみる。でも採点項目の関係で超高評価にはなりえないし人に推薦するのも難しい作品。あと本好きだからって別におもしろさが割増すわけではない。