tinzei さんの感想・評価
2.9
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
目に見えない部分が豪華
江戸時代、物を貸す店出雲屋を営む清次とお紅が様々な依頼を付喪神を貸して解決する。
付喪神を通じて人間模様を描いた作品。一話完結で各話メインになる話をやりつつお紅の想い人である佐太郎に関わる話が挿入されている。
江戸時代が舞台だけど、服装や言葉は現代風。一話完結ではあるけど、過去話の依頼人からの紹介やその依頼人に頼ったりするから共通人物は多い。
作品自体は小説原作の普通の作品なのに、目に見えない部分が豪華。ナレーションは片岡愛之助で、opはMIYAVIが関わっててシシドカフカが歌っている。別に有名作でもないのに、何故にこんな豪華なの?
事件と言っても殺人みたいな物騒な事件じゃなくて、仲違いとか付喪神関連の些細な出来事だから観る人を選ぶような作品ではない。江戸時代が舞台だけど難しい単語にはちゃんと説明が入るし、人間関係もそこまで複雑な関係は出てこないから、夕方にやっててもおかしくない内容。
自分用
1→無くなった根付の捜索。実は婿入りをやめたい依頼主の策略だった。
2→毎夜掛け軸の絵が変わる。かぐや姫を巡っての争いだったが月夜見が解決。
3→1の婚約者と急に厳しくなった母親。うさぎを介して清次が解決。
4→遊び人と噂の若旦那。お紅を狙いと思われたが甘味処の娘が想い人だった。
5→2に依頼した蘇芳が見つかるが偽物。お姫のため義賊を調査、実は瓦版屋が犯人だった
6→4の若旦那の紋所探し。物々交換でお金を貯めるがお紅が同じようなことを思い出す。
7→新しく開く店の祝い。だがその店はお紅もあった大火の跡地で店主の妻の幽霊がいた。
8→4の若旦那が仲の良い海苔屋の調査依頼。実は女で五位が関係していた。
9→付喪神たちが蘇芳の話を聞き清次が本格的に蘇芳を探す。
10→うさぎを買い取りたいと言うお侍。借金もあったが清次断る。
11→1や4や8の人と茶会。そこでの出来事で蘇芳事件の犯人は佐太郎の婚約者と分かる。
12→佐太郎が江戸に帰る。清次は佐太郎と会うがお紅の本当の気持ちを知る。