U さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
B.ネタバレ注意 – これはあなたのお話かも(+_+)
清水茜の漫画
「月刊少年シリウス」で2015年3月号から2021年3月号まで連載
人体の細胞を擬人化し細胞たちがどうやって体を守っているのか知るきっかけになるお話 のスピンオフ
<メモ>
ストレス、疲労、睡眠不足、暴飲暴食、喫煙、飲酒、運動不足、水分不足の身体で働く細胞達のお話。
生命維持のため赤血球たちは酸素供給に大忙し、免疫力が弱っていて次々に病原菌がやってくるため白血球は休む暇なし、いたる所にできた血栓のため血小板ちゃん達は余裕がない。。。そんな身体はブラック企業さながら。
「働いていも働いても何も変わらない。何のために働いているのか」となげきながらも細胞達は働いてくれる。
不健康な身体の赤血球はエナジードリンクを浴びてハイになったり、肝臓でアルコールを抜いてもったり、腎臓で綺麗(濾過)にしてもらったり、活性酸素に怯えたり、酸素を運ぶ以外にも忙しい。
そんな身体なので生命維持のため脳細胞の出番が多いのがまた恐ろしい。
喫煙、飲酒以外は心当たりあり過ぎて定期的に観なおした方がいい気がする。
原作は転職後(輸血先)の仕事も描かれている模様。
続編お願いします。
<主要登場人物>
・赤血球:榎木淳弥
・赤血球:KENN
・白血球:日笠陽子
・白血球:Lynn
・白血球:内山夕実
・血小板:久保ユリカ
・脳細胞(司令):平川大輔
・ナレーション:津田健次郎
<ストーリー>
ブラックの方の身体は
口内炎、淋菌、コレステロール、脱毛、尿路結石、脂肪肝、血栓、肺塞栓症、
水虫、胃潰瘍(ピロリ菌)、痛風、心筋梗塞。。。病気のオンパレード
体内環境が悪く免疫細胞だけでは病原菌を退治することができず外からの助け(薬)を必要とする
抗生物質(淋菌)、ステロイド(円形脱毛症)、内視鏡レザー(尿路結石)、
ニューキノロン系抗菌薬(尿路感染症)、ブテナフィン塩酸塩(白癬菌)、
クラリスロマイシン(ピロリ菌)、コルヒチン(痛風)、AEDステント治療(心筋梗塞)
痛風のメカニズムが分かりやすかった。
心筋梗塞で一度心臓が止まった主は生活を改めたようで働きやすい環境に変わったのに ブラック環境の体に輸血されてしまった! ところでお終い。
21.3.20