ねごしエイタ さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
復讐という名の狂った欲望
悪夢にうなされる日々の少年ケアルが、精霊から「翡翠眼」を譲り受けたことにより、これから起こる未来の記憶を取り戻し、癒しの勇者ケアルガとして、未来で行われた屈辱に対する恨みを晴らしていくお話だったです。
出てきた勇者を名乗るフレア、ブレイド、ブレッドが、余りにもひどい変質者で、勇者とも呼べない醜い悪人だったです。ノルンも人間とは言えない狂信者だったです。出て来る王国の兵隊や、騎士も変わらないようです。
ケアルガも酷い拷問を受けた怒り恨みはあるのだろうだけど、性格が構成不能なほど、ゆがんでいく様だったです。
その歪みが、仲間を復讐という名の悪の道に引き込むさまが、巧妙だったです。騙されているです。
キャラの体を隠す放送で見せられない行動が身立ち、そこからも邪悪な意思を見うけられるです。
ケアルガは、復讐という名の悪事、欲望に垣間見れてケアルガもいづれ地獄に落ちるしかないと思えたです。
目的は今回十分に達成されなかったけど、どのような続きがあるのかどうか?わからないけど、あれば「私、気になります!」だったです。悪い奴がのうのうとしていること自体は許せないことだけども、人を欲望の道具にするケアルガも目的を忘れ?好き勝手に人を貶める点が、変わらないように見えてならなかったです。ケアルガも地獄に落ちる日は来るのだろうか?です。