ぺー さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
BLACK de 連想
あらかじめお断りしときます。筆が進みません(当社基準)。
ナレーションが能登麻美子さんから津田健次郎さんへ
赤血球が女子から男子へ…ざーさん出てきません
逆に白血球は女子へと変貌
別の体だからという理由でした。『はたらく細胞』スピンオフ作品です。
“BLACK”といえば富山のご当地醤油ラーメンが真っ先に思い浮かぶ私ではありますが、こちらの作品はおそらくブラック企業の“BLACK”を念頭に置いてます。
不摂生だったり、過度のストレス下にあると身体にガタがくると言われてますけど、それを見える化しちゃったぞな全13話。よって“WHITE”な世界からは想像つかないくらい酷使されてる細胞さん達とのお付き合い。ラインナップはこちら↓
{netabare}第1話 喫煙、細菌、終わりの始まり。
第2話 肝臓、アルコール、誇り。
第3話 興奮、膨張、虚無。
第4話 最前線、淋菌、葛藤。
第5話 過重労働、脱毛、錯乱。
第6話 腎臓、尿路結石、涙。
第7話 カフェイン、誘惑、嫉妬。
第8話 ふくらはぎ、肺血栓、機転。
第9話 異変、水虫、働く意味。
第10話 胃潰瘍、友情、喪失。
第11話 自暴自棄、痛風、反乱。
第12話 復帰、心臓、終焉。
第13話 心筋梗塞、蘇生、変化。{/netabare}
正直な話
真面目な話
いやいや変な話ぃ
これまで観てきた「やれ鬱アニメだ」「胸糞展開だ」「グロ注意!」などの作品群なんて鼻で笑っちゃうくらい陰鬱とした気分になりました(自分基準)。何話か観ていたたまれなくなって視聴ストップしたのは私史上初です。
理由は明快。宿主と自分がそう変わらず実際死にかけたから。そもそも真っ先に醤油ラーメンを想像してしまう自分の浅はかさを省みて自己嫌悪に陥るのです。
だがしかし作品は悪くありませんよ。人相悪めの血小板ちゃんが悪態ついてたり、過酷な環境だと人心が荒廃してくる様子なんか元々の『はたらく細胞』との良い対比になってます。
“人間(細胞)は環境の生き物”だなぁってのが良くわかる良品でした。
※一言
生活習慣変わるよね、マジで
視聴時期:2021年1月~3月 リアタイ
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2021.04.29 初稿
2022.01.16 修正