元アニメーターのオジ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
実に珍しい(o゚Д゚ノ)ノ
何が珍しいかって、本編よりもOPEDの方が作画レベルが格段に低いのだ。
特に気になるのはED。
主人公が手で庇を作るカット等はその最たる物だ。
顔が見えなくなるのを避ける為なのは解るが、まるで軍隊の最敬礼の様。
自分で同じポーズを取ってみてほしい。
肩や二の腕にかなり力が入る事が解るはずだ。
元気な少女ならばともかく、主人公はそんなタイプではない。
これは絵コンテ(つまり演出)自体が悪い。
手を左右逆にすれば済む話だ。
些細な事ではあるが、たったこれだけの事でも作り手がどれだけ作品に気を配っているか見て取れる。
OPEDの出来を頭に入れつつ本編を観ると以外や以外。
作画レベルは標準よりも上で安定している
キャラの表情や頭身がカット毎に違っていたりパースが狂っていたり等という事もない。
総作画枚数も特に多い訳ではないが、必要なカットではきちんと枚数を使っている。
ストーリー的には「少女漫画の舞台を異世界にしました」という感じ。
基本的に主人公の周りには美形男子しか出てこない作品なので、その辺りは好き嫌いが別れるだろう。