mimories さんの感想・評価
3.3
物語 : 4.0
作画 : 2.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
気軽に観て、おそらく損はない
(全話視聴後)
体育会系部活の王道モノ。なかなか熱い話でカバディに興味が湧いた視聴者もいるだろう。
序盤コメディタッチ→話が進むとガチバトル展開になるので、少年誌の王道マンガが好きな層にもオススメ。
ただ、作画や演出に関しては内容に追いついてない。手間をかければ何でもいいわけじゃないがさすがにチープ。もう少し頑張ればタイトルどおりの灼熱感躍動感を出せたと思うんで残念。
この「市川量也」監督作品も同クールの「すばらしきこのせかい」「セブンナイツ」と同じで監督補佐の方が実質的監督役とは思うが、今後はもっとアニメとして魅せる演出を期待したい。
決して悪くはないが、原作や脚本に頼った作品という印象。
キャストについては、花江さんをキャラと一致させきれず最後まで違和感が…。むろん個人的感覚。
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(3話終了後)
「カバディはネタスポーツ」
などと作中でも揶揄されてるが、意外に抵抗なく観られる作品。ルールを少しずつ説明し、視聴者を置き去りにしない気配りがある。
個人的には、ちょっとカバディ動画見てみよ…と興味もわいた。
ストーリーやキャラを深く描くのはキビシイだろうが、嫌みなく観やすく仕上がってるので、むしろカバディに興味ない層にオススメ。
カバディ協会にルール説明動画があるけど、見といたほうがアニメもより楽しめるかもしれない。
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カバディは、インド、パキスタン、バングラデシュなど南アジア諸国で数千年の歴史を持つ、伝統ある国技として親しまれてきたスポーツです。
紀元前、獣に対し武器を持たずに多彩なテクニックを用いて数人で囲み、声を掛けながら捕らえるという武器を持たずに戦う技術、獣の襲撃から身を守る方法が、やがてスポーツとして成熟し、カバディが生まれました。
「カバディ」という言葉自体に意味は無く、無心に発声することで平常心へと導き、体と心を一体にするマントラなのです。
***************以上、日本カバディ協会のホームページより転載
※マントラ
=サンスクリットで、本来的には「文字」「言葉」を意味する。真言と漢訳され、大乗仏教、特に密教では仏に対する讃歌や祈りを象徴的に表現した短い言葉を指す。(Wikipediaより)