いるかん さんの感想・評価
2.0
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態:今観てる
原案信者以外に、楽しめるのか?
あしたのジョーを原案にすえるのはいい。
骨太な作品を作りたいなら歓迎すらする。
だが、今作は3話まで見て視聴ギブアップ寸前である。
シリーズ1は闘いの中でのし上がっていく、という前向きな軸があるから、まだ見てられた。
だが今作の復活という軸のために、ご都合主義な抑圧が優先されており、ガキのクズっぷりと、素人予想を超えない展開が正直キツい。
前作のラストで肩透かしをくらった身としては、解放に期待もできず、モチベーションが保てない。
原案を見ていない世代にはこんなんでも新鮮だろう、という安易さを感じる。
そもそも、あしたのジョーは時代にマッチした作品だから良かった訳で、メガロボクスは現代にマッチしてないから「原案をなぞりました!」だけでは、単なるキワモノどまり。
スペイン語文化を入れるのは単なる色づけでしかない。
視聴者の想像を超えるような輝きを足してこそ、リメイクする意味があると思うのは期待し過ぎだろうか?
1作目のレビューも、あしたのジョーを知っている世代のやや甘めな評価が多いように感じる。
あしたのジョー2がリアタイでつまらなかった私にはとても厳しい作品である。