退会済のユーザー さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
何もない日常こそ幸福。
今まで何故こんな良作を観ていなかったんだろうと、
激しく後悔。。。
レビューを見て興味を持ち、
1期からのんすとっぷで視聴中です。
「ここには“何もない”がある」。
とある田舎の観光地に、
こんなキャッチコピーがあるのを思い出した。
この作品の舞台はまさにそんな感じ。
「のんのんびより」のタイトルの意味について、
ネットで調べてみたら、
「のんびり」とか、
れんげが語尾に「〜のん」を尾けるから、
とか、色々書いてありましたが、
英語だと「non non」なので、
まさに「何もない」という意味になる。
「何もない環境」、「何もない良い日和」、
そんな解釈もアリなんじゃないかな?
何もない日常こそ平和で幸せなんだってことを、
このご時世に教えてくれる作品です。
独特の尺の取り方や、
落とし切らない緩めのオチなど、
この作品ならではののんびり感が魅力のひとつなんですが、
特に印象深いのは、
4話。
{netabare}
夏休みにおばあちゃん家に泊まりに来た子が、
れんげと仲良くなり、
色んな場所へ遊びに行くお話。
ある日いつものように遊びに誘ったら、
親の都合で唐突に帰ってしまった、と。
それを聞いたれんげの、
長尺の顔アップからの、
涙目。。。
どこか抜けてるところがありながらも、
端々で天才的な言動を取るれんげですが、
このカットは実に等身大の子どもっぽい。
それを表現する尺の取り方が最高に秀逸。
もう思い出すだけで泣けますわ。。。
{/netabare}
さて、
書くことが無くなるので、
2期へ続く。