Bハウス さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
墓に行くそして猫を拾う
小説家の素晴と墓参りで偶然出会ったメス猫陽ちゃんのモノローグ劇
ポプテピピックのように同じ話をA・Bパートにしているが
それぞれの視点に入れ替わっているので
諄さはあまり感じない
この作品は最初は両者の日常を描いているんだけど
途中からそれぞれの過去が語られていて
素晴は在りし日の両親が旅行好きである事
陽ちゃんは兄弟たちとの思い出やノラ時代について掘り下げている
初めは陽ちゃんの様子がわからず
取りあえずエサ出せばいいのかと言う感じのやり取りだが
お互いがそれぞれ思うようになってからは
自然と近くにいる様子が描かれていてほっこりする
登場人物も前半は素晴の担当編集が
猫好き故の過剰な愛情に陽ちゃんがドンびくが
素晴が徐々に行動範囲を広げていくので
生き別れだった陽ちゃんの弟と再会するなど
人物が増えて物語の雰囲気をよくしている
EDに流れるジョルノの曲は
陽ちゃん視点の歌詞と絵コンテがマッチしていて
ある種の萌えアニメだよねと思った