ナルユキ さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ギリギリ夏キャンプ
配信サイト等では大きな魚を抱えたドヤ顔の志摩リンがサムネイルとなっているので「夏のキャンプ又は海辺のキャンプにいく話なのかな?」と思っていたが、中々にぶっ飛んだシナリオだった(笑)
「ゆるキャン△」の映像特典第3弾。全1話12分程度のショートアニメ。
【総評:ギリギリ夏キャンプ】
タイトルの通り、なでしこたちは(主に千明のせいで)唐突に無人島でのサバイバル生活を強いられてしまう。志摩リンの魚は現地調達だったのね(笑)
状況が状況とはいえ、青い海に白い砂浜が彼女らの側にある。食糧さえなんとかなればこちらの期待通りの夏キャンプをしてくれて、その楽しさと優雅さが伝わってくる。冬キャンプを推してきた本編とは違う新鮮味が確かにある。
{netabare}しかし悲しいかな、結局はキャンプではなく遭難なのだ。それをしりとりで自覚してしまうシーンは笑いもできるし涙も誘う。身延まんじゅう、ほうとう、温玉揚げ、本栖湖、富士山……なでしこが出す言葉は故郷・山梨にあるものばかり。なでしこやっぱ冬キャンプの方が好きなんだなぁ……。
ここまでで残り1分なので最後は冒頭の助けを求めるシーンに戻り、恵那の数え歌?が完成したところで〆。うーん、歌は伏線っぽいけどよくわからなかった。富士山が見える=近くの無人島だからなでしこたちは無事救助されました、ということなのだろうか。それとも夢オチ……?{/netabare}
まあどんな評価でもたった12分。ゆるキャン△が好きな人、キャラクターたちの水着姿を拝みたい人は観て損のない特典映像なのには間違いない。