ヘンゼル さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
良くも悪くも及第点に少し届かないアニメ
第2話までしか見ていませんが、ちょっと気になったところがあったので感想を。
まず良い点に関して。
このすばの作者である暁なつめさんが原作を担当した作品ということもあって、作品のギャグの質は凄く良いと思います。
エロ有り笑い有り、気になる設定有りと第1話の世界観説明や人物描写がしっかりとできていたため、すんなりと「この作品はこういう作品だよ!登場人物はこういうキャラだよ!」ということが入ってきました。
第2話のキャラ描写もまた、どうやれば視聴者を楽しませることができるかということが分かっているなという見せ方で、ちゃんと魅力があるキャラだなと思います。(このすばと本質的にキャラは似てはいますね)
では次に悪い点を。
まず作画が悪いです。 このすばのような作画ではなく、同じく暁なつめ先生原作の「旗揚げけものみち」のような、お金のかかっていない作画の削り方だなと思います。
第1話はそれほどでもないですが、第2話から「キャラの顔をドアップにする意味の無い止め絵」や「口しか動きのない1枚絵」が目立つようになってきました。
また単純にオークの描写や、作画の使い回しも気になりました。
2つ目にストーリーの流れが早すぎる気がします。
これは大人の事情で仕方がない部分ではあると思いますが、さすがに2話の戦闘シーンの移り変わりは早すぎるなと思いました。五分くらいで敵キャラがバンバン入れ替わるので、「はっ?」と私はなりました。
どうやら制作したアニメ会社は、とある科学の超電磁砲Tやダンまちなど有名作品を制作しており実績がある会社ではあると思います。
ですがこのような作画の悪さや止め絵や作画の使い回しなどがある以上、この作品は「あまり力を入れて貰えなかった作品」ではないのでしょうか?
だという風に個人的に思います。
まだ2話目なので、もしかしたら作画が良くなったりするかもしれませんし、何とも言えませんけどね!
でも1話からかなり力を入れていた「このすば」には失礼ですがこの時点で負けているのではないかなと思います。
今後の展開に期待しています。