栞織 さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
以前冒頭を見て、今回最後まで・・・なんとか
以前のTV放映の時、5話まで見ましたが、その後環境が悪くなり見られなくなりました。今回dアニで配信されることになりましたので、最後まで見たいと思います。2199とほぼ同じスタッフかなと思いますので、期待しています。劇場版も作られましたから、信頼できる作品だと思います。何話かずつ感想を書いていきたいと思います。
冒頭~5話まで
きちんとは覚えていないのですが、古代くんと雪の間がちょっと雲行きがあやしい感じでした。それと、女性キャラで悪女なのかな?みたいな人がひとりいたと思います。確かロングヘアだったと思うけど。ガミラスからのスパイなのかなと思いましたが。他はだいたい2199の続編で、真田さんは安定して理知的キャラだったし、シナリオもよかったと思います。作画は結城さんの絵がそのまま動いているという感じで、見ていて安心して見ていられましたです。戦闘場面は、ヤマトが縦になったりしてかっこよかったです。反戦という観点ではあれな作品ですけど、私はヤマトは好きですね。
第6-8話 {netabare}
この新しいヤマトはシナリオが複雑で、さすが福井晴敏さん原作で、私のような鳥頭では理解しきれないところが多いので、各話で追いきれないのです。できたら各話感想を書きたいのだけど、あらすじなんて書けそうにないし、3-5話置きにちょっと書くというスタイルで行きたいと思います。
どこの星かわからないのですが、地球ではない星で、ヤマトが今回テレザート星ですか?そこへ行く航路上にある星なのでしょうか、そこでズウォーターたちに攻撃された避難民たちを助けるという話で、避難民は地球人もガミラス人も混ざっているという話みたいです。なるほど2199の頃の敵味方がすぱっと分かれるという話ではないので、この続編は人気が落ちた理由もわかります。そこに登場する斎藤一、がたいのいいいい男という設定です。ヤマトは新選組関係の名前がかぶせられているのですね。このあたりは普通に見られました。
8話では森雪がヤマトにこっそりと搭乗していて、それを古代が複雑に思うという話でしたが、この二人のいきさつがよくわかっていないので、古代の態度がよくわからなかったです。古代が指輪を渡そうとしているけど躊躇しているのはなぜ?うー、わからない・・・。古代がいつも戦艦に乗っていて、幸せにできないとかそういう理由?推測するしかないです。もう少しフォローがほしかった。
あと、あの教授はなんなのかわからなかったです。そして敵のズウォーター大帝が「宇宙で一番愛を理解している」と言い出して、ああこれが噂の「愛攻勢」なのかと思いましたが・・・。ガミラス側も一筋縄でいかないみたいで、山本明といい雰囲気だったキーマンもスパイみたいな事をはじめるしで、この先どうなるんでしょうか。それではまた~。あっそうそう、7話の後半のCGでの戦闘場面はすごかったです。BGMもすごいよかったよなぁ。{/netabare}
第九話 {netabare}
この回はわかりやすかったです。ガトランティスってYoutubeで変な動画が作られていた、大本教みたいだなぁ。まるで新興宗教みたいです。ザンボット3の人間爆弾みたいなマネして、ひどいですね。古代と雪の絆には涙、波動砲発射して死んでしまうのかと一瞬思いました。非常にきれいな場面でした。異次元空間だったのかなと思いましたが。こういうヤマトのアバウトな宇宙表現、わりと好きですよね。土方さんしかし、艦長代理が似会い過ぎ。謎の黒髪美女の名前調べておかないとな。この人はどうもガトランティスからのスパイですかね。 {/netabare}
ヤマトはどうもあにこれでは今一つ人気がないようですが、私の亡くなった中学の時の女性のクラスメイトがヤマトが大好きだったので、なんとなく肩入れしてしまうんです。彼女は当時「さらば宇宙戦艦ヤマト」の映画ですか、それを見に行って劇場で泣いたそうです。彼女の十年前のお葬式にも出席したので、そういう個人的な思い出があって、なんとなく「あの」ヤマトですが肩入れ風な私なのです。
-最終話まで拝見して-
その後だいぶたちましたが、dアニで最終回まで拝見しました。長い作品でしたが、最後まできちんと作られていて、すごくよかったと思います。シリーズ後半がとにかくすごかったです。ガトランティス人がクローン体で奴隷として作られた種族だったというのも、納得のいくあらすじでありました。そのため愛の概念が理解できないという話でしたが、しかし頭の理解を超えた部分では愛みたいな行動をとっていたと思います。同じ生命体として古代が銃を向けたくないという回は本当によかったと思います。しかし推しのキーマンが特攻死してしまったのは本当に残念でした。しかしデスラーの甥とは知りませんでしたね。古代と雪が最後復活したのは昔の劇場版の意趣返しかなと思いました。「今はさらばと言わないでくれ」とEDでも沢田研二さんが歌っていましたし。山本明のその後が気になりました。ともあれ、あの悪評だった旧作のヤマト2をここまで作り変えた今回のスタッフたちの熱意には、本当に感服いたしましたです。