アベベ晴明 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
私は知っている
劇中曲にバラッドとかジャズを入れると、その瞬間からアメ文感が出てしまうことを…カウボーイビバップにも書いてある。
ラストは何度も観ました。
蛇足のような、2も含めてのこのタイトルのような…。
中だるみは結構あった。しかし決定的に退屈というわけでもなく…ただ、明らかにあしたのジョーとは別の道を歩ませたかったのはわかった。
ジョーはまさしくただのジョー、ボクシング強くても、多少強烈な機械仕掛けのパンチをもらってピンピンしてても(?)結局はただの人間であるということが強調され、それは終盤の締め方にも現れてた。ジョーの使命は「墨守」であり、そこに矢吹ジョーのような破滅型のムーブは許されない。
あの連中は、あくまでも居ついたらいけない場所に陣取ってるんだから、権利もへったくれもありゃしないでしょ。それなのに死者の祭りだなんだと浮かれてたら、そりゃー地元の貧民どもはいい気分しないわな。
ヤクザの嫌がらせとかオマケにすぎない。ああいう手合いがわざわざ入り込める余地を自分たちから残してるんだから、本当に「さっさと出て行く」のが一番だと思うわ。
ちなみに某掲示板では「印象操作じゃねーの?」とまで騒いでる奴までいたんだけど、森山さんたちはその辺ちゃんと考えて書いたのかな?
というよりこの設定、なくても物語作れるんじゃないのってまず思った。
この続編自体は、毎週楽しみにしてます。