overnao さんの感想・評価
2.9
物語 : 1.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 2.5
キャラ : 3.5
状態:途中で断念した
リアリズムドキュメンタリー?
フィクションだから犯罪行為には目をつぶるとしても、主人公が気持ち悪い自分なりの正義感から女子高生を保護している体をとっているのが痛い、というか怖いっす。善意から行く先のない女子高生を保護し、次第に感情移入してしまって同居を継続するという、一見美しそうな話に見えて、その実完全に犯罪行為なのに、登場人物らは誰もその点を咎めず、ナチュラルサイコパスだらけなのがまじやばい(やばい)。
まあしかし、社会からはみ出した女子高生と孤独を抱いている社会人が非合法にマッチングするケースは実社会でも少なくないようで、そういったタブーに切り込むリアリズム・ドキュメンタリーと捉えることもできなくもない、のかもしれません。
完全な個人的感想ですが、10代の頃美少女アニメで育ったオタク層が30歳近くなり、主人公が高校生のアニメに共感を抱きにくくなった(売れにくくなった)ので、社会人と女子高生を絡めるという設定をマーケティング的に作り出したという臭いがプンプンしますね。
4話まで見た追記:
予想以上にやばい(やばい)。1話時点ではまともそうだった女上司もJK監禁を咎めること無く容認し、可愛かった後輩ちゃんは普通にストーカーしてる。要するに主要な登場人物が監禁犯・監禁犯隠避・ストーカー、そしてJK売春婦なのです。やべええ。
フィクションなのでこれくらいのヤバさ容認すべきなんですが、なぜ不気味なのか考えてみると、登場人物全員やべえのに、それをやばいと指摘するツッコミ役が不在なんです。やばい人たちの優しい世界が構築されてるから恐ろしいんですわ。
6話まで見た追記:
これだけ批判しておきながら継続視聴してしまいました。怖いもの見たさというか、異常なものを見てみたいと言うか。