百日紅カラク さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
目的を棚上げしたエセ冒険者はやはりヒキニートだった
一期もさることながら、二期もやらかしてる感が激しく、相変わらず主人公のやる気の無さが際立っている。
{netabare}何しろ、「魔王を討伐」するという目的を棚上げして、今期も初心者レベルの町から出ていかないのだから…。
初心者モードの町から出ない限り、魔王の盗伐はあり得ない。そしてそのための鍛錬も意欲も、主人公は持ち合わせておらず、その街に引きこもっている。
やっと外に出ていくか?と思いきや、温泉旅行だと?{/netabare}
「なめんなーーーー!!」
って、どっかでヒキニートが叫んでいるだろう。
個人的に思うのが。
この作品は、監督と作画班その他アニメーターさん方の「日頃の憂さを晴らすために作られた」趣味を走り続ける作品なんじゃないか?
まぁそうだとしてもそうじゃないとしても、制作サイドも声優陣も惜しみなく憂さ晴らしをしていると、私は思いつつ楽しませてもらっている。
世間でいうところの主人公は「イケメン・天然女たらし・武闘派が王道だと?そんな都合よくモテキャラが出てくる世界観なんぞクソっくらえ!」というキャラ設定が好感度を上げているんだろう。
やはりアニメはバカバカしいものが一番ストレスを解消してくれると、改めて思わされた。