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退会済のユーザー さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
🏅雨上がりの夜空に
超イージーモード異世界転生。なんと不老不死。永遠の17歳。
大人も子供も楽しめる二重構造が素晴らしい傑作。
ぜひとも長く続いて欲しい。
OPはめちゃくちゃカッコいい。EDと共に良ミックス。ランティスじゃなくてよかった。
ちょっと説教くさいと感じる方もいるかもしれませんが、名作だと言い切ります。
第1話レベルMAXになっていた
{netabare}最強の噂が轟き挑戦者のドラゴンを返り討ちにした挙句に弟子にして次回へ。
過労死設定は無理するドラゴンに優しくすることで使い切った感。
うむ。これ以上何するのかさっぱりわからん。でも何故か最後まで観てしまって次も多分見ると思う。優しい雰囲気の脳死枠ってのも必要なのかもしれん。見事なまでに嫌な奴がいない。面白いかと聞かれると正直困るが何か食べながらとか作業しながら流すのにちょうどいいユルさ。48{/netabare}
第2話娘が来た
{netabare}スライム娘×2が仲間(家族)になる。
なんだこれ。
作品内の設定なんかはこの世界独自の法則なんだろうってことで一言『こうなってます』って言ってくれればどんなにトンデモでもかまわないんですよ。ええと怨念から生まれたスライムが誕生と同時に復讐心に取り憑かれて持てる力の全てを出し尽くしての修練によりピンポイントな専用破邪魔法を習得したってのいうのも、そういうことならそうなんでしょうって飲み込めるんです。一方は殺意に飲まれ、一方は不問。それもまあ性格ってことなんでしょう。で、説得と懐柔によりあっさり陥落するのも、うーーーーーーんとまあーーーーーーいいやって思ったんですけど、その直後、
『いいすらいむとわるいすらいむがいる。わるいのはたおしていい』
はあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ?なんじゃそりゃ。じゃあおまえらどっちやねん。自分は仇とるって言ってんのに?わるいのは倒していい?あほくさ。気が狂っとる。まあスライムだしな。あーそうか、スライムはそういうもんなのかもな。分かり合えない種族の分断を表現するという高尚なテーマの作品なのかもしれまんせんね。多分そうなんでしょうね。ニワカには荷が重すぎるテーマでした。もう少し頭の悪い人用のアニメを観ようと思います。82{/netabare}
第10話
{netabare}娘が面白いと言ってたのでリベンジ。
ゴメン。これめちゃめちゃ面白い。
主役のアズサの声がちょっと浮いてるかなあって思ってたんですがたぶんわざとですね。
明確なボス格としての表現なのでしょう。
しかし3話判定が有名になりすぎて、昨今は4話以降で作風を変える風潮なのでしょうか。某カブも本性をあらわにしたのがそれくらいだし。美少年も後半から面白くなるし。恋きもも後半クズ要素皆無になるし。これも序盤のスカスカ具合が嘘のように密度が濃くなってくる。序盤で釣っておいてやりたいことは最初は我慢する、みたいな。2話の「いいすらいむと〜」は巧妙なトラップだったのだろうか。
青春もの(アイドル、スポーツ)なんかではリーダー論みたいな展開のアニメはよくありますが、これは明確に『ボス』を描いてる。というか任侠ものに近いかも。今のVシネはただのバトルアクションですが、どちらかというと戦後が舞台の紅蓮隊モノのよう。
どんな感じかと言うと。
居場所を無くした者たちが身を寄せ合うように生き残る術を模索するサバイバル。家族から疎まれ居場所を無くした少年たちが、戦後のどさくさに紛れてセコイ悪事を働く外国人たちから街の人たちを守ることで生計を建てられるようになり、友人同士の小さなグループから身寄りのない子供たちのセーフティネットとして機能するような一大勢力にまで成長していくって感じのやつ。
そこまでの組織って言えるほどまで拡大はしませんけど、チンピラっぽい性格のキャラもでてくるし意識してる部分はあるはず。
きららっぽい脳死アニメって言っても間違いはないですが、キャラの相関や配置もけっこう巧妙だし、皮肉や風刺や哲学っぽいことまでいろんなスパイスが効いている。ただの人外キャッキャウフフとしても面白いんでしょう。
そして自分的にポイント高いとこ。何故かやたらと音響がいい。劇伴は個人的にはARIAクラス。あそこまで主張はしていないですが、さりげないながらもかなり心地よくて気分がいい。112{/netabare}
12話
それぞれの個性を活かし経済的にも自立するアズサファミリー。
いやー含むねぇ。含んでるねぇ。シビレました。
この匂わせ加減というかチラつかせる力加減が非常に好みです。
面白いと言っていた娘に感謝。
彼女たちにはぜひまた数年後に見返してもらいたい。
見守り視点っていえばいいのかな。
最近だとIDOLYPRIDEもそうだったけど、これくらいの視点の高さの作品って親や上司になってから観ると非常に面白い。自身の立ち位置というか視座の高さによってガラッと印象が変わるとても懐の深い作品だと思います。それでいて脳死きららとして普通に笑えて楽しめる。凄いなあ。
一人でいるのも楽しかったけど、みんなでいるのも楽しい。
でもそれを感じられるのは、一人の時間を十分に楽しんだからこそ。
無理にこじつけてるわけじゃなくて、きちんとヒントをそこかしこに置いててくれる。
初見は難癖マン向けのトラップに引っかかってしまったけれども…。
最終話の作画を見るに塗りもわざと平坦にしてるんでしょう。
カッコつけた名作気取りでないところも好きな作品です。