退会済のユーザー さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
八幡、ぼっち→リア充への成長ストーリー、完結編
2015年の2期から5年のブランクを経ての完結編なので
(今観終わったので実質6年のブランク)、
正直、どこまで進んだんだっけ?と、
朧気な記憶を辿りつつ観進めていたのですが、、、
率直な感想。
はぁ~。。。
切ない、苦しい、もどかしい、痛々しい、メンドくさい。。。
{netabare}
ラブコメなのに、
「愛」とか「恋」とか、
「好き」という言葉さえ物語を通してなかなか出てこず、
11話目にして結衣の実質的な失恋によって、
初めて「好き」という言葉が口から出た。
そんくらいこじらせ感がパネェです。
ラブコメと言うよりは、
もう痛いくらいの青春ストーリーですね。
1期、2期と比べると、
何となくトーンが落ち着いた感じがするけど(冬のお話だからかな?)、
逆に登場人物の心情を演出しているような冬の描写が、
なんか息苦しい雰囲気を引き立たせている気がします。
以下、登場人物について。
八幡→本作の主人公だが「ぼっち」である。
だったはずなのだが、今期ではぼっち感が微塵もない。
この主人公、個人的には好感持てるのだ。
いわゆる一般的な学園ラブコメの主人公とは違い、
死んだ魚のような目で、お世辞にもモテ顔とは言えない。
そして、これもありがちな、
「何故お前がモテる?」と疑問を持つような性格でもなく、
実際にモテてもいない。
八幡が最終的に得た人望や好意は、
八幡自身の努力により勝ち得たものなのだ。
メンドくさい性格だけどやる事はいちいちカッコイイ。
結衣が「私と踊ってくださいませんか?」と冗談めいて言ったあとに、
「お手をどうぞ」なんて、
リア充じゃなきゃ言えねーよ!w
雪乃→なんか、以前と比べてしおらしくなりましたな。。。
1期では「ヒキガエルくん」なんて呼んでたのに。。。
まさに不器用を絵に描いたような人。
八幡の助けは必要ない、そばにいるとまた頼ってしまうから、
と強がってはいるが、
心の中ではそばにいたいしそばにいてほしい、
でもそれを言ってはいけない。
今まで築いてきた曖昧な関係が壊れてしまうから。
もーーー、もどかしいっ!!
結衣→今回、一番観ていて辛かった。。。
八幡のことを好きになってしまった。
八幡が雪乃を助けるのを見届けるのは辛い。
雪乃ともずっと友達でいたい。
だからずっとこの曖昧な関係が続いていてほしい。
って、こっちも泣きそうになるよ。。。
もう、ホント幸せになってね、と言いたいです。
いろは→今期のストーリーを引っ掻き回した張本人。
八幡と雪乃を繋げた影の立役者であり、
奉仕部の存続にも一役買った、八幡いわく「いいやつ」。
小町→兄を毎度「気持ち悪い」とけなしつつも、
根本的には慕っている。こんな妹が欲しい。。。
陽乃→相変わらず感じ悪いの~。
材木座→健在だったので安心。
戸塚→サウナで胸までタオル巻いてるのおかしいっ!w
平塚先生→こんな先生いたら惚れてまうやろ。。。
てか、生徒の前でタバコ吸うとか。。。
でも最後に言いたいこと言ってくれた。
「リア充、爆発しろぉぉ!」と。。。w
{/netabare}
てなわけで、
ちょっと1期、2期、見直してきます。