タック二階堂 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
さあ、はたらきーましょう。シャドー家のために。
詳細は公式でも。
原作は週刊ヤングジャンプで連載中のコミック。
あらすじをWiki大先生から抜粋しますと、
訪問者のない不思議な洋館「シャドーハウス」。そこには、貴族の真似事をする顔のない一族「シャドー」と、それに仕え「顔」役を務める「生き人形」たちが暮らしていた。
生き人形の少女・エミリコは顔のない主・ケイトの役に立とうと、日々奮闘中。
こどものシャドーは部屋から出ることが禁じられているが、エミリコは大掃除を通じて他の生き人形と交流を持ち、またケイトから多くのことを教わって成長した。そして、エミリコの前向きな明るさは、ケイトをはじめとして、かかわった人々を少しずつ変化させていく。
(Wikipediaより引用)
という、かなり掴みどころのない作品。ホラーになるのか、日常系になるのか、ここまでは何もわからない。ただ、作画は良好で映像のセンスも高いです。さすがはCloverWorks。「約ネバ」の“1期”(←ココ重要)のようなクオリティになりそうな雰囲気を感じます。
ちょっと期待持てそうな初回でした。
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
中盤まで、いったいシャドーハウスとはなんぞや? シャドーって? 生き人形とはいったい? と、謎を小出しにして奥行きのある雰囲気たっぷりアニメ……だったんですが。
新人生き人形とシャドーの試験あたりから、おやおや、なんだこれは? という感じになってきて、そこでの試験官であるエドワードがラスボスのような展開になり、3階のシャドーたちに報告してエドワードが失脚でEND。
で、最終話に尺が余ったので紙芝居。これ「約ネバ2期」と同じことしてますね。で、「さあ、はたらきーましょうー」と歌って終わり。
いちおう、生き人形とはなんぞや。というのは解決しましたが、おじいさまっていったい? とか、エドワードの反撃はあるのか? とか、そういったところは投げっぱなしなので、2期作らせろよぉ!ということなのでしょう。
ただ、原作がまだ7巻までで、明らかに尺が余るので2期が来るにしても、年単位で先送りという感じかもしれないですね。
作画は終始安定していて高水準。構成も、これはこれで悪くはないんだろうなという。すべての面で高いレベルで安定していた作品ではありました。
{/netabare}