タック二階堂 さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
気づけば最強魔女になっていた「なろう系」異世界ほのぼの日常。
詳細は公式でも。
原作は「小説家になろう」で連載され、GAノベルで書籍化された作品ですね。
いわゆるベタな「なろう」展開で始まります。前世で50連勤とかさせられるブラック企業に勤めていたOLが過労死して、女神に好きな能力をあげるから幸せに暮らしてほしいとのことで、不老不死の能力をもらいます。
社畜だった前世の轍は踏みたくないと、不老不死でのんびりスライムを倒しながらスローライフを送って300年が経過。気づけばレベル99とカンストして、最強の魔女になっていましたよという、タイトル回収早っという初回でした。
主人公のアズサ・アイザワはCV悠木碧さん。「蜘蛛子」に続いて、またしても悠木碧劇場の開幕です。弟子になったレッドドラゴンは、今度は魔女で旅をするわけではなく魔女の弟子になるCV本渡楓さん。よいキャスティングではないかと思いますよ。
初回は、これ面白かったですね。制作はREVOROOT。「バビロン」という酷い作品を手掛けた会社ではありますが、あれは原作者のせいなのでノーカウントで。テンポもいいし、いい意味で力の抜けたギャグコメディ異世界転生モノって感じに仕上がっています。うまくいけば「くまクマ熊ベアー」より面白くなりそうです。出オチかなという怖さはありますが、とりあえず継続視聴で。
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
爆乳エルフが来ました。
薬づくりが得意だそうで、なぜかリポDのみたいなの作ります。
しかし、魔族には毒みたいで、それで瀕死になったというベルゼブブがエルフを血眼になって探します。
いったんエルフを匿ったアズサ。でも、すでに家にハエの姿でベルゼブブが潜入していて、いざ対決。あっさり瀕死状態にしますが、助けますよ。
で、実はエルフの作ったリポDはとても効き目がいいので、ベルゼブブたちから好評だったんですよー、というオチ。
そしてエルフとベルゼブブはアズサの家に住むことになりましたとさ。
うーん、キャラが増えてくるほど面白さが落ちてくるという。一歩後退ですかね。
ちょっとワンパティーンなんですよね。魔物が来たよー、いざ尋常に勝負、わー負けたー、じゃあ一緒に住みましょー。
ま、来週はドラゴンが実家に帰らせていただきますって話のようなので、どうなりますかね。
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
爆乳エルフが得意の薬(リポDもどき)を製造するための家を借りたんですが、そこには地縛霊が出るよと。
で、ベルゼブブを連れて行って、地縛霊の子を捕まえました。可愛い子だけども、その家に何百年も前に住んでいて自殺したらしく、家から出られない。
じゃあ、ってことでエルフに取り憑いて家から出たはいいものの、今度はエルフから出られなくなって大騒ぎ。
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という、びっくりするほど内容の薄い話でしたよと。
いやあ、うん。
内容が薄いって書いたけど、ホントに薄いなぁ。なんていうか、落とし所がアズサの家に愉快な仲間がひとり加わったよ、なので、もうそこへ向けて強引にストーリーを歪めていくスタイルなんですよね。
あれっ? これ以外に書くことがない。
それぐらい、うすーくクレープの皮みたいにうすーく30分枠に引き伸ばした展開。しかも、たいして面白くもない……。
日常コメディでも、キャラを使い捨ててゾンザイに扱う作品に良作なしです。もはや、レッドドラゴンのライカとか「いるだけ」だもんねぇ。いちおう先週、姉の結婚式というお当番回ではあったけども。
なんというか、目くじらを立てて「つまらん!」って喧々諤々するレベルにもない。所詮なろうなのかしらね。うーーーーーーん……。
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
レッドドラゴンとブルードラゴンの抗争を収めたから、魔王に褒賞がもらえるとのことで、愉快な家族一行はベルゼバブと一緒にリヴァイアサンに乗って魔王城に行くよ。
で、一瞬でわかる魔王が幼女でしたのお約束、からのハルカラが粗相しまくりで投獄され、処刑されちゃうよーで次週。
やー、面白くない……。
全然、次が気にならないし、面白くなりそうな気がしません。もういいや。ここまでにします。お好きな方にはごめんなさいね。
{/netabare}