北山アキ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
タイトルなし
3話まで観て
AIって何だっけ?って感じになる。
AIは神に似せて造られるってルートの世界かな?
その場合、地中海発祥の一神教では「人は神に似せて造られた」(旧約聖書)だから、神に似せようとするとAIは人に似る。なんてな。
でも、無神論的あるいは不可知論的なルートを考えると、神の在り方を想定しないから、人には似ない可能性が高まる。(人間が作る以上、人間似な部分は残るだろうけど)知らんけど。
陳腐化はすれど、生命体における寿命がないから生死の本能も無い。
ハードウェアで言えば、水や温度等の要求が生命体と違うから、生命体との住み分けもできるかも。
AIの生存戦略は個体性の強い動物より植物に似せる方が合理的かも。
て、何が根本的な対立軸になり得るのか?
何を争っているのかはよく分からん。
過去改変もので、リバースエンジニアリングじゃなく、リビジョンのほうだから、どう修正される経過・結末にするのか。熊たんの望むとおりになると面白くないからな。
2話まで観て
活劇としてけっこう面白かった。
ただ設定はガバガバっぽくてSFとしての出来は期待できない。
人間vsAIじゃなくて、勇者vs魔王でも、旧人類vs新人類、民族Avs民族B、貴族vsでも平民でも成り立つからね。
AIは人間のアプリケーションになる未来のほうが現実的で、そうなると人間vsAIという対立軸がそもそもSFっぽくない(個人の意見)。
この2項対立は分かりやすけど、テーマとしては単純化し過ぎになるおそれがある。
「甲殻」の押井版とその他版の間に超えられない高過ぎる壁があるみたいに。
AIのイメージが、擬人化の殻をなかなか破れないのがSF的問題じゃないかと思うけどね。