Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
心に棲みつく怪異を暴く! "怪"医療ファンタジー!
この作品の原作は未読です。
我が家のTVは一度録画すると同じ系統の作品を勝手に録画してくれる中に入っていたので何となく見始めて…気付いたら完走していた作品でした。
人に心がある限り、悩みを抱える者がいる。
そこに"怪が入り込み、身体に奇妙な症状を引き起こす。
"怪病"と呼ばれるその病は、人知れず、
だが確かに存在している。
現代医学では治す手立ての見込めないその病に、
弟子と共に立ち向かう医者がいた。
その名はラムネ。
風貌は決して医者には見えず、どんな時も自由にふるまい、
さらに口まで悪い。
けれど、ひとたび怪病に向き合えば
患者たちが心の底に隠していた悩みの原因を、瞬時に暴いて治療する。
そしてその先には――。
公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。
泣くと目から調味料が出たり、爪が唐辛子になっちゃったりと、何とも摩訶不思議な奇病の患者が次々と…
言うべきことを胸に溜め続けると、ストレスで身体に変調・不調をきたすことがあるので、症状は別にしても現実に十分起こり得ることだと思います。
だから、私にはラムネ先生は医者というよりカウンセラーに見えましたよ。
だって、心から来る病を取り払ってしまうのですから…
INTRODUCTIONにも記載されていましたが、この物語で一番大切だと思ったのは、治療したその先です。
医者と患者には適切な距離感というのがきっとあるのでしょう。
ですが、その一線を越えなきゃ治せない病だってあるでしょうし、越えたからこそ見える景色だってあると思うんです。
最終回で見せて貰った景色…眩しかったですよ^^
オープニングテーマは、内田雄馬さんの「SHAKE!SHAKE!SHAKE!」
エンディングテーマは、sajiさんの「アルカシア」
1クール全12話の物語でした。
最初は何となくから始まりましたが、総じて楽しめた作品でした。