がおー敦煌 さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 2.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
普通な作品
一周目でほとんどの人が犯人特定までは出来たはずですが、ついつい二週目を見返してしまう作品ではないでしょうか?
二週目を見ると何気ない伏線がわかりこの時点で容疑者をあげてくれてるんだなってよりわかると思います。
さて今回は主人公の榊原くんの性格が壊れてる話をします。
アナザーヒロイン見崎に対する執着心が序盤からすごい。
私も転校経験者ですが、初日は適当にクラスメイトと話名前を覚えいい印象を刷り込む仕事から始まります。
しかし彼は違った。病院入院中に一回あっただけの女の子がなぜ病院のB2にいたのかしかもその時には苗字まで覚えているという執着。
お前屋上で何してるの?授業でなくていいの?何の絵をかいてるの?なんで病院にいたの?
これをほぼ初対面の女の子にするわけです、ぶっちゃけた話恐怖でしかありません。
主人公が小学生の高学年ならこの質問をするかもしれません。
しかし主人公は中学3年生、思春期ともいえる年齢に女子に対してこの対応なのは成長障害なのかな?っと思える怖さもあります。
しかもその行動がエスカレートして病院の看護師にまで聞きに行く始末。
物語がグロイとか作画が怖いとかのレベルじゃなく私は素直に主人公が恐ろしい。
将来悪質ストーカーとしてニュースに取り上げられるんだろうなっと現実の人物でもないのに想像してしまうほどの気持ち悪さがあります。
よく考えてくださいこの主人公はマジでやばい。
少女に質問責め→病院で個人情報をさぐる→その後ストーキングして少女の追跡。ここまででも常軌を逸してる。
っと主人公の気持ち悪い行動などを含めたこの作品なので見る人からしたら不快でおわるかもしれませんが個人的には凡作です。
神戸連続殺傷事件をモチーフにしているので主人公が粘着質であるのは納得できますが気持ち悪い作品でした。