「スーパーカブ(TVアニメ動画)」

総合得点
75.4
感想・評価
484
棚に入れた
1395
ランキング
812
★★★★☆ 3.5 (484)
物語
3.4
作画
3.7
声優
3.5
音楽
3.6
キャラ
3.4

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ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

想像と全然ちがった…。(イイ意味で)

原作未読です。

'21-04-16 2話感想追記
'21-04-22 3話感想追記
'21-04-29 4話感想追記
'21-05-07 5話感想追記
'21-05-13 6話感想追記
'21-05-20 7話感想追記
'21-05-27 8話感想追記
'21-06-04 9話感想追記
'21-06-10 10話感想追記

<1話感想>
{netabare}
キービジュアルなどからきっと
女子高生がワチャワチャする「けいおん」や
「ゆるキャン△」みたいな作品なんだと思ってました。

始まりからビックリしたのが背景がメッチャキレイ。
町に掛かるモヤの感じとか、作画にすごくチカラが入ってて
しかも音楽もクラシックが落ち着いた感じで、
主人公の小熊ちゃんが生活している環境がどんななのかが
それだけで想像できてしまう様なすばらしい表現だと感じました。

まだ1話の段階ですので何とも言えませんが
1話だけ見たところの感想は、

…小熊ちゃんが不憫過ぎる…。

小熊ちゃんの境遇もそうなんですが、
それをあの年齢で受け入れてるというか
諦めているという様な感じが刺さってしまい
1話目から泣いてしまいました…。

でも、カブに跨ってパッっと世界が明るく
色鮮やかになる演出はこれから小熊ちゃんの世界が
いっぱい広がって今までにない嬉しい出会いや
楽しい発見がいっぱい待ってるって事を感じさせて

…小熊ちゃん、がんばってきて良かったね…

って小熊ちゃんの過去の事なんか何も知らないクセに
勝手に親目線で微笑んだりもしちゃいました。

いわく付きのカブを何の躊躇もなく購入してしまうトコとか
マジか!?っと思うトコはありましたが、
まぁ、それは小熊ちゃんがそこまで強い想いで
今の環境を変えたいと望んでたというコトなんでしょうね。

何にしても、イイ意味で想像を裏切られた作品でした。
これから毎週楽しみに見ていこうと思います。
{/netabare}
<2話感想>
{netabare}
小熊ちゃんって自分を表現するのが苦手なのかな?

生れつきなのか環境がそうさせたのかは分かりませんが
「わたしバイク買ったのっ!!」
ってクラス全体にアピールしてみたくなったり、
話掛けられても素っ気なく不愛想な返しをしたり…。
みんなに注目されたい、仲良くなりたいっていう
気持ちは持ってるみたいだけど…。

礼子ちゃんが登場して、チョットずつでも
自分のコトも表現できる様になっていくのかな?

それにしても、礼子ちゃんと小熊ちゃんって
同じカブ乗りとはいえ全然スタイルが違うんですね。
礼子ちゃんは趣味・マニアとしてのカブ、
小熊ちゃんは生活用品としてのカブ、
この温度差がこれからどうやって埋まって、
仲良くなっていくのかが気になりますね。

ホントに仲良くなれるのかな?この二人…。でも、

「どこにでもいけるよ。」

っていう礼子ちゃんの一言で、いつもは行かない道を
走って新しいスーパー見つけて買い物できたり、
帰りにコメリもあるのを見つけて、
「また明日行こう。」
って少し嬉しそうに言うところが、
小熊ちゃんの世界も心も少しずつ広がっているんだって思えて、
ボクも見ててすごく嬉しくて涙腺が緩む緩む。

いつか、小熊ちゃんが今みたいにニコッって微笑むだけじゃなくて
アハハって何にも気にせず笑える様になれたらイイな。

ちなみに、最初の方で小熊ちゃんがカブのサドルを
ポンポンってするトコを見て、小熊ちゃんが
ウキウキしてるんだなっていうのが見えて、
それが嬉しくてまた泣きました。

小熊ちゃんに幸あれ。
{/netabare}
<3話感想>
{netabare}
イカンです…この作品…
話数が進むほど、ボクの中で小熊ちゃんに対する
親愛の情がどんどん大きくなっていってます。

礼子ちゃんに出会って、カブのコトを教えてもらって、
ヒトとの関わり方も少しずつ分かりだして…すごくイイ変化ですね。

小熊ちゃは礼子ちゃんを
友達と呼べるかはまだ分からない
って言ってました…。
確かに友達っていう様には一緒には過ごしてないですね。
たぶんそれは「友達」と言うより「理解者」なのも…。
カブを通して、嬉しいコトや大変なコトを共有できる。
同じコトで共感できたり、言い合えたり、悩んだり…
友達みたいに協調や迎合なんかはしない関係。
とってもイイ関係を築こうとしてるんだね、小熊ちゃん。

今はもう、これからのこの作品が
事件とか揉め事とかいらないから
小熊ちゃんがこのままずっと右肩上がりで
幸せになっていけばイイのになぁ…と思うほど
小熊ちゃんのコトが心配というか気になるというか…。

バイクに取り付けるボックスを貰いに行って、
古いカブからボックスを取り外す時の表情…
解体が初めての体験でワクワクしたのかな?
自分のカブがカスタムされるコトにウキウキしたのかな?
その表情に見てるこっちが嬉しくなります。

風で目が乾くのがイヤで、たまたま居た職人さんに
教えてもらってコメリで買った保護眼鏡…
それを初めて着けて走った時に
初めて「ニパッ」て笑った小熊ちゃん。
自分の想像通りにできたのが嬉しかったのかな?
風が気にならなくなって、どこでもいける様になったって
世界が広がる様に思えたのかな?
たまらんです、あの笑顔。
あんな笑顔されたらボクの方が有頂天になります。

親はいない
お金もない
友達も趣味も
将来の目標もない
でも、何もなかった私の生活に今はカブがある。

そう言った小熊ちゃんに、ボクは
カブだけじゃなくてもっともっと
幸せはいっぱいあるんだよって教えてあげたい。
幸せになって欲しい…
いっそ、ボクが幸せにしてあげたいって
思えるほど小熊ちゃんにハマってます。

お願い小熊ちゃん…拾わせて…髭も剃るから…。

そんなコトを思いながら次回のアルバイトで
小熊ちゃんにどんな変化が訪れるかを楽しみにしておきます。

小熊ちゃんの笑う姿が見れるのを楽しみにしておきますっ!!

最後の、リスト「愛の夢 第3番」は
選曲といいタイミングといい反則ですね…
小熊ちゃんの語りと合わさって、泣くしかないじゃないですか。
{/netabare}
<4話感想>
{netabare}
へぇ、学校が学校内の作業をアルバイトとして
生徒に斡旋したりするコトがあるんですね、知らなかった。
にしても、カブとやりたいコトがアルバイトだなんて…
小熊ちゃんのやりたいコトが今後、遠出とか、ツーリングとか、
カスタムなんていう風に考えられる様になれたら嬉しなぁ…。

話は全然変わりますが、この作品のOP曲、
「まほうのかぜ」って曲、
すごく小熊ちゃんがカブで軽やかに走ってる感じ、
カブに乗って走ってるのが嬉しいっていうのを
聴いてて感じられて個人的に大好きです。
あと、OP内でカブのハンドルをさすりながらニコッて
笑う小熊ちゃんがたまらなくカワイイっす。

今回の挿入曲、
ドビュッシー「ベルガマスク組曲プレリュード」も
選曲、タイミングがイイですね、にくい演出ですね。
サドルをポンポン(カブ、やったね、ご苦労様。)からの
ジャーンですもんね、そらグッときます。

しかし、いくらバイト初日だからって
学校ジャージで寝るのは女子力低すぎだぞっ、小熊ちゃん。
そんなんじゃこれから先、オトコができた時が心配です…。
まぁ、そこがまた小熊ちゃんの好きなトコなのですが。

バイトで荷物運搬中に雨が降ったときには、
マンホールに乗ってこけたりしないか、
トラックやクルマから水撥ね受けて事故ったりしないか
すごくハラハラしながら視てましたが、
最終的には奮発して買ったレインコートで空に向かって
「ざまぁみろ。」
だなんて…小熊ちゃん…お茶面なコトとか言えるほどに
明るくなんてきたんだね…オッサン歓喜ですよ…。

このままっ! このままっ!!
小熊ちゃんがいつも明るく過ごせるようにして下さい。
原作が違うなら、アニメ版だけでもそうして下さい。
切に願っておりますっ!!

最後に、エンジンオイルを自分で交換してる時の
小熊ちゃんの二つ結びは最強だと思いますっ!!

それと、バイク屋のおじいさんがオイル交換の時に
小熊ちゃんの運転が丁寧すぎるくらい丁寧って言ってました。

当たり前だろっ!!
ウチの小熊ちゃんだぞっ!!
ヘタなコト言ってんじゃねぇぞっ!!

って思ったのはボクだけではないはず。
まぁ、優しくて粋なイイおじいさんなので許すけども…。
{/netabare}
<5話感想>
{netabare}
さて、今週もとても楽しみにしてた
ボクの小熊ちゃんを応援するアニメがはじまり…

小熊ちゃんを応援…

小熊ちゃんを…

あれっ?

小熊…ちゃん…?

…今回

…あんまり小熊ちゃんの出番

…ない…

あらぁ…

礼子ちゃんのバイクで富士山登頂チャレンジがメインですか?

しかも今までと違ってアニメの路線が…
スポ根みたいな路線になってますやん…。

お…ぅ…

うん、キライじゃないです、大好きです、スポ根。
みんなが切磋琢磨して一つの目標に向かってがんばる。
時にはぶつかり合いながら、時には一緒に涙を流しながら。
うん、これぞ青春、これぞ王道。

うーん…ただ…この作品にソレは求めてなかったかなぁ…。

ボクの小熊ちゃんがカブを通して少しずつ
成長していく姿を見たかったのですが…

チョットの出来事で小熊ちゃんが喜んだり、
笑ったりする姿がとても愛しくて、
そういうのを求めているのではありますが…

タイトルから何となくそうなるのかなぁ…
なんて思ってはいたのですが…そうですか…

まぁ、こういうエピソードも飽きさせない手法として
イイのかもしれませんね。

礼子ちゃんの一生懸命に向かって行く姿も
小熊ちゃんとは違う方向でがんばれって
応援したくなりましたしね。

しかも、話の最後には小熊ちゃんが
普通自動二輪の免許を取るという
今まで、将来の夢がないと言っていた小熊ちゃんが
次の目標を持つという、実はとても大事なエピソード
だったのでしょうね、きっと。

「礼子、ゴメンちょっとよく分かんない。」
て少し困った感じの小熊ちゃんの笑顔か見れたので、
うんっ、小熊ちゃんを応援するのは来週以降の
楽しみにしておこう。

ついでに小熊ちゃん、礼子ちゃんの影響で
カブのカスタムにも興味を持つだなんて…

これはイイ傾向ですね、小熊ちゃん。

これをきっかけにして、もっと色んなコトに興味を持って、
色んなコトに挑戦して、色んな失敗もして、
色んなヒトと出会って、色んなヒトと離れて、
色んなコトで笑って、色んなコトで泣いて、
そうやって、小熊ちゃんの心がもっと豊かに、
諦めてた心境がもっと前向きになってくれたら
こんなに嬉しいコトはないなと感じた回になりました。

来週からどんな展開になるか、
今までとは違う方向に展開していく気がして
また楽しみが増えましたね。

がんばれ、小熊ちゃん、礼子ちゃん。

さて、今回の挿入曲は
ドビュッシー「夢」と、
シューマン「子供の情景op.15 トロイメライ」
だそうです。
やっぱりこの作品はクラシック曲がとても効果的に、
印象的に使われててとても心に響きますね。
何でクラシックの曲ってこうも琴線に触れるのでしょうね。
そういう部分もボクがこの作品の大好きなトコです。
{/netabare}
<6話感想>
{netabare}
うわぁぁぁぁぁん…。

ウチの小熊ちゃんがぁぁぁぁっ、

ウチの小熊ちゃんがぁぁぁぁっ…。

と泣きたくなるくらい、いや泣いたんですけども…

すごく、すごーく成長したよぉぉぉぉっ!!

もうコレで最終回でもボクは満足ですっ!
それほどまでに今までの小熊ちゃんの鬱屈としていた
生活や出来事が晴れやかに変わったと実感できる
素晴らしい回だったのではないでしょうか?

中型免許を取り、エンジンをカスタムしたコトによって
排気量がアップし、原付特有のスピード制限がなくなった
小熊ちゃんのカブ。

「正直、スピード以外今までとの違いはあまり分からない…。
けど、何だか少し自由になれた様な気がした…。」

この小熊ちゃんのセリフ一つ取っても、
小熊ちゃんが今までの何もないと言っていた生活が、
カブによってイイ方向に変わったというのを自覚し、
何もなかった今までから脱却し、
前向きになっているコトが分かります。

この時点でもう…ホントに嬉しくて…嬉しくて…。

その後、一時的に熱が出て、行けなくなってしまった修学旅行…

きっとカブに出会う前の小熊ちゃんだったら、ダメだって
悟った時点で諦めてたしまっていたのではないでしょうか?

でも、今の小熊ちゃんは違うっ!成長したのだっ!

自分にはカブがあるってコトに気付いて、
何かを決意した小熊ちゃんっ…

カブに乗って修学旅行先の鎌倉まで行くのですっ!

しかも途中で富士山の中腹へ、
礼子のお礼参りにまで出向くだなんてっ!

どんだけ前向きになったんだっ、小熊ちゃんっ!

あんなに消極的だった小熊ちゃんが、
自分から状況を打破しようと動くだなんて…

「今日はこれ位で勘弁しといてあげる。」

富士山に向かって啖呵を切ったあとにした、
あの達成感に満ちた小熊ちゃんの笑顔…

あぁ…たまらんです…

そんな笑顔されたらボクの心も満たされてしまいます…。

きっとカブによって世界が広がり、自分がホントに
小さなコミュニティの中だけで生きていたコト、
それは自分がその気になれば簡単に打ち破れるコト、
それに礼子からも、自ら挑戦してそんなカラを破る方法を
意識的ではないにしても教わったのでしょうね…。

就学旅行先で礼子と二人乗りをして走ったシーンは
この作品の一つの到達点だった様に思えます。

単純に成長し、イイ人間になるというコトではなく、
楽しいコトだったり幸せを自分で見つけ、
色んな苦悩はあるのだけれど、それも乗り越えながら
青春や人生を謳歌するってコトを
小熊ちゃんができる様になったのだと思える
ホントに、素晴らしい回でした。
「小熊ちゃん物語」一部完って感じですね。

いや、何度も言います、素晴らしい回だった。

おめでとう、小熊ちゃん。
ありがとう、小熊ちゃん。

ちなみに次回から新キャラが登場するみたいですが…

ウチの小熊ちゃんを困らせたら承知しねぇからなっ!!
{/netabare}
<7話感想>
{netabare}
ふむふむ、なるほど…こう来ましたか…。

ボクはこの7話を視るまで、
小熊ちゃんは前回の6話で行き着くトコまで行き着いて、
すごく成長したのだっ!と勝手に思ってました。
人生や青春を謳歌できるくらいになり、
屈託なく笑える様になったんだと思い込んでましたが…

そうは問屋が卸さなかったのですね…。

この7話を最初に視たとき、ボクは小熊ちゃんが
新キャラ椎ちゃんやともすれば礼子ちゃんに対しても
えらく上から目線な言動をするなぁ…と感じました。

カブ(原付)のコトを文化祭の実行委員達に
バカにされて怒ってるのかなぁ…

それとも、カブに乗って半年経って、
私は周りとは違う、カブ(バイク)に乗ってる、
カスタムだって自分でできるという優越感から
少し調子に乗ってるのかなぁ…って思ってしまい、
ちょっとイヤな感覚で視てたのですが…

よくよく考えると、そうではなかったと分かりましたっ!!

これが小熊ちゃんの本来の性分でしたね。

無表情で、無口で、無愛想で、コミュ障。

思い返せば、それは2話の時点で分かってたコトです。

礼子ちゃん以外との接点がほとんど描かれてなかったから
すっかり忘れておりました…。
ボクとしたコトが…小熊ちゃんのそんな初歩的なトコを
失念してただなんて…。

礼子ちゃんとはカブを通して慣れたから
あんな風にある程度普通に接するコトができてただけで…。

ただ、今まではそれが周囲に対して表面化すら
できない状況だったというコトなだけだったのですね…。

何もないと思っていた人生で、色んなコトを諦め、
ヒトと接するコトも、何かに執着するコトもなく、
ただ毎日をやり過ごした小熊ちゃん…。

それは言うなればマイナスの状態。

それが、カブと出会い、礼子ちゃんと出会い、
色んな経験をするコトで上向いていき、
本来小熊ちゃんが持っていた性格がやっと表に出て
他のヒトにも意思を言うコトだけはできるように
なって来た状態が今なのだというコトなのかなと。

つまり今やっとプラスマイナスゼロの状態に
小熊ちゃんがなれたというコト。

小熊フラットなんだと解釈しました。

ただ如何せん、これまでヒトとのコミュニケーションなんて
そんなに取ってきてなかったであろう小熊ちゃんですから
あんな風な態度や言い方しかできなかったワケですね。

なるほど、なるほど。

というコトは、この7話からウチの小熊ちゃんの
真の成長が視れるというワケですねっ!!

誰とでも笑って話し合えるようなるのですねっ!?

小熊ちゃんが屈託なくアハハって笑う姿を
視れるようなるのですねっ!?

そこでキーパーソンになってくるのが、
新キャラ椎ちゃんというコトなのでしょうね、きっと。

よしっ、椎ちゃんよっ!!

小熊ちゃんが「夏の空の様な水色」と評した
君の手腕をこれからとくと見せてもらおうではないかっ!

小熊ちゃんをもっと成長させてみろっ!

小熊ちゃんの人生をプラスにしてみろっ、椎ちゃん!!

というコトで、今後がまた楽しみになってきた7話でした。
{/netabare}
<8話感想>
{netabare}
巷では今、小熊ちゃんと礼子ちゃんが2人乗りした件で
道交法違反だと言って炎上してるのですかね?

確かに、免許取得後一年未満の2人乗りは違反であり、
チャンと検証できてなかった制作サイドが
いけなかったコトなのでしょうが、
なんか必要以上に叩かれてて、少し前の
自粛警察を想起させるのはボクがこの作品を
大好きだからそう見えるだけの贔屓目なのですかね?

そんなコト言ってたらヤンキーマンガなんて
みんな傷害罪で御用ですわ。

まぁ例え、オマエの贔屓目だっ、悪いモノを擁護すんな。
とかって言われてたとしても、それでもボクが
この作品を大好きなのは変わらないので、
さっさと謝罪テロップ出して終息してっ!!
作品の中身じゃないトコで評価ないでっ!!
逆に、小熊ちゃんの成長記に歓喜してバズれっ!!

と思ってます。負けるな!!

というコトで話がズレましたが、今回のお話しです。

小熊ちゃんにまたひとつ、成長というか、
カブ以外の心の拠り所が見つかりましたね。

ボクは前回、初めて絡んだ椎ちゃんが、
個人で小熊ちゃん達と絡んでいき、
椎ちゃんの性格に感化されて、小熊ちゃんが
イイ方向に変わっていくものだと思ってましたけど…

椎ちゃん一家での絡みできたんですね。(笑)

コレは予想外でした。(笑)

しかし見た限りではありますが、きっと
椎ちゃんの家族ってイイ関係を築けているのでしょうね。

ただ優しい両親だとか、素直な娘だとかって言うのではなく、
パン屋&カフェをやってて、ゆっくりのんびりと
仕事をして過ごしたいと言った父親に対して

「早く店を譲ってくれればイイ。」だとか、
「まずい黒パンなんて止めて…。」だとか言ったり、

イタリア風にするコトに憧れてる娘に対して

「イタリア野郎にパンの焼き方や味わい方が分かるか。」

なんて軽口が言える…。それがお互いに対して
嫌味にならない、とってもイイ関係ですね…。

家族とそんな関係は築けなかったボクからして見ると
とっても羨ましく、泣けてしまうやり取りでした…。

椎ちゃんも、前回はトラブルにあたふたしてて、
少し弱々しく見えましたが、チャンとした芯があって
でも優しい子なんだなぁって…。

椎ちゃんのお母さんだけは、少しアメリカナイズが
過ぎて引いてしまいましたけども…。

カラコンかっ!? その年齢でカラコンなのかっ!?

そら椎ちゃんも、会わせたくないよね。(笑)

きっと、そんな椎ちゃん家族のお店だったから、
コーヒー1杯でガソリン1回分なんて言ってた小熊ちゃんも、
また行こうって思えたんですね…。

分かりきったコトしか書けないですが、
小熊ちゃんが失くしてた、ヒトと繋がるコトで得られる
優しさだとか、暖かみだとか、家族ってモノの良さに
触れるコトができて、こうやって一層
小熊ちゃんの心にもっと深みが出てくるんですね。

よくやったっ!! 椎ちゃん一家っ!!

ありがとーっ!! 椎ちゃん一家っ!!

この調子でウチの小熊ちゃんを幸せにしておくれーっ!!

と今回も嬉しい感情だけで見させてもらいました。

さて、この作品も残り少なくなってきましたが、
この先はどうなっていくのでしょう…、次回タイトルの
「氷の中」っていうのがイヤぁな感じです…。
何事も起こらなければイイのですが…。

最後に、きっと視てた誰しもが思ったであろう、
おじいちゃんのバイクみたいになるっ!って、
ハンドルカバーを着けるコトをあんなにイヤがってた
礼子ちゃんに一言、

結局オマエも買うんかいっっっ!!!!(笑)
{/netabare}
<9話感想>
{netabare}
…アブ…

…アブラッ…

…アブラッ… シヴ … ウール…??

いやぁ正直全然知りませんでした、アブラッシヴ・ウール。
そんなモノがあって、世界のどこかでは
普通に生活の一部として取り入れられてて…

ホントに世の中って…知らないコトばかりです…。

きっと、そういう自分の知らない知識が分かるのも、
アニメの一つのイイ側面なんでしょうね。

それにしても、前回の椎チャンのお店の説明にしても
そうですが、礼子ちゃんってホントに色んなコトに
造詣が深いですね…。

カブのコトはもちろん、建築物のコトだったり、
キャンプ道具のコトだったり…
17歳の少女がどこでそれだけの知識を!?…って
設定を少し疑ったりもしたくなりますが、
まぁ、礼子チャンだったらその位は
あり得るのかな?って思えてしまうのは、
ボクのこの作品に対する贔屓目ゆえだと思います。(笑)

椎チャンの二人と仲良くなりたいって感じもカワイらしかった。

ただ…今回はチョットこれまでとは違って
前半のアブラッシヴ・ウールの件は楽しく視れたのですが、
後半のウインドシールド購入の辺りは
個人的にあまり楽しく視れませんでした…。

何でかと言うと…

「スーパーカブは冬でも走れる様に色んなパーツあります。」

「台数が多いので汎用パーツもいっぱいでスグに手に入ります。」

みたいな、

スーパーカブ万歳!!

HONDAサイコー!!

という「本田技研讃歌」だけを
推し出している様にボクには見えてしまったからです…。

そうじゃないっ!!

そこは違うぞっ!!

断じて違うぞっ!!

終盤でウチの小熊チャンが言ってました。

「色んなヒト達のチカラも借りた…。」

「苦手だった人付き合いも、カブの為だったら苦にはならない…。」

そこっ!!

まさにそこっ!!

それなんですっ!! ボクがこの作品で視たいのはっ!!

その内容を詳しく見せて欲しいのですっ!!

ウチの小熊チャンがカブを通して
色んなヒト達と関わって心が豊かになっていく様をっ。

ウチの小熊チャンがカブを通して
色んな出来事を経験して成長していく様をっ。

そういうを毎週楽しみにしてるんですっ!!

(5話でもこんなコト言ってたなぁ…。)

カブのパーツを付加する様子を見せなくてイイっ、
小熊チャンの感情が孵化していく様を見せて欲しいのですっ!!

カブの機能が進化していく過程を見せなくてイイっ、
小熊チャンの心が深化していく過程を見せて欲しいのですっ!!

カブはそのためのツールで良いのですっ!!

というボクにとっては少し残念な回になったのですが、
今回のタイトル「氷の中」という不穏さが、
冬場の事故だとかの暗喩でなくて良かったと
心を撫でおろしたボクでもありました…。

次回のタイトル「雪」もなんだかイヤな感じだなぁ…。
また一週間、どんよりした気持ちで待たないといけない…。
{/netabare}
<10話感想>
{netabare}
イ----------ヤ----------ッ!!!

ダ----------メ----------ッ!!!

ヤ------メ------テ------ッ!!!

早くっ!!

早く助けてあげてーっ!!

椎チャンがぁ…

椎チャンがぁぁぁぁぁぁぁぁ…。

転落した時にアタマとか打ってないかな…
骨折とかしてたらどうしよう…
ただでさえ冬場だと言うのに、
川の中で動けなくなったら…低体温症とかも…

あぁぁぁぁ、最悪の事態しか思いつかない…

視るんじゃなかった…11話と続けて視ればよかった…。

こんな重大局面で「次回へ続く」になるなんて…
もう次回が気になって気になって…こっちが右往左往してます…。

早く来週になれっ!!

何なら原作買っちゃうよっ!?

フライングしちゃうんだからねっ!?

いや…楽しみが減るので絶対しないですけどね…。

それにしても、今回はホントに振り幅の大きな回になりましたね。

タイトルの「雪」というのがどういった内容に
なるのかと思っていましたが、まさか礼子チャンと一緒に
カブで雪を戯れる回だったとは全然想像できませんでした…。

雪の中でカブに乗って遊ぶウチの小熊チャン…

サイコーだなっ!! この野郎っ!!

いくら雪が積もってる中でのコトだったとしても、
バイクでコケたらケガするかも…。とか、
いくら雪が積もってる中でのコトだったとしても、
バイクを倒したら少なからずカブにダメージが…。とか、
あの場所が私有地だったら不法侵入になるんじゃ…。とか、

法律的なコトとかあまり分かりませんし、
視てるこっちが心配でハラハラしましたし、
きっと褒められた行為ではなかったと思います。

でも…

あの場面は間違いなく「若気の至り=青春」という表現でしたよね。

誰しもが一つはあるだろう「若気の至り」。
思い返すと、イイ思い出だったり、恥ずかしかったり…
きっとソレを経験するからこそ、オトナってモノに
なっていくんだとボクは思います。

だってソレがない人生なんて、味気ないじゃないですか!?

雪の中で礼子チャンとカブで遊んでる時の、
小熊チャンのあの屈託のない笑顔は、
「青春」しているに他ならず、
当初の「ないないの女のコ」だった小熊チャンが、
青春を謳歌できるトコまで人生が色付いてきたのだと思うと、

嬉し過ぎて…感極まってしまって…。

もう一回言おう…

サイコーだなっ!! 小熊チャンっ!!

小熊チャンが今まで、人生を諦めて過ごして来た分、
いっぱい「青春」をして、いっぱい笑って…
いっぱい「若気の至り」をして、少しイタい目を見て…
小熊ちゃんが将来、そのコトを恥ずかしながら…
はにかみながら思い出せる様になるコトを
願うばかりのボクでした…。

ただ…

その前に…お願いですから…

椎チャンは何事もなく助けてあげて下さい…。


<追伸>
小熊チャン、前回あれだけすったもんだあった
アブラッシブ・ウールのジャケットはどこにやったんだい?
寒さが厳しくなったらアッサリお蔵入りかい?

何とサバサバな…

でも…

今までの小熊チャンだったら絶対に買わないであろう

太陽の様なオレンジ色のツナギがカワイ過ぎるからよしっ!!!
{/netabare}

投稿 : 2021/06/10
閲覧 : 671

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