天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
覇SFスーパー英雄(?)列伝78
「小次郎(何だ、竜魔)」
「天地人の次の感想の作品が決まったぞ」
「な、何っ、ま・・・まさかあのアニメの感想を書くというのかっ!」
そしてバックに映る黒いシルエットの影が・・・
まあ、車田作品ではよくあるネタですが(おいっ)
あの「聖闘士星矢」で有名な、車田正美の代表作のひとつである「風魔の小次郎」のアニメ化作品第2部です。
夜叉一族との戦いが終わった小次郎達だが、その風魔の里が何者かの襲撃によって壊滅してしまいます。
そして逃げ延びた小次郎の前に現れる「華悪崇(カオス)」
彼らの目的は伝説の10本の聖剣を集める事で、小次郎の持つ伝説の剛刀・風林火山を狙い風魔の里を襲ったのだった。
現代に生きる忍者同士が秘術を尽くして戦う第1部から一転、4000年の昔から争っていた、コスモとカオスの聖剣をめぐる争いにパワーアップしたんですが・・・
学ランを着た男達が、聖剣を使って月面で戦うと言うトンデモ展開に、当時「ええーっ」って思ったのも事実です(汗)
だが、そこは少年ジャンプが誇る漫画家のひとり、圧倒的な迫力で無理矢理納得させてしまう技法で描ききってくれました。
そのアニメを時間に合わせて省略されている部分はあるものの、ほぼ忠実にアニメ化してくれてます。
まあ、白霊山の頂上で白朧剣を守る魔女がセーラー服じゃなかったり、氷の中で数百年間学ランを着たまま眠っていた死牙馬が裸だったりと、あんまりな点が直されたりしてますが(苦笑)
(でも、復活するとやっぱり学ラン着てます。)
でも、不満な点がふたつ
その1
女のキャラが魔女しか出てこない、もっと出さんかっ(待て)
その2
個人的に好きなキャラだった飛騨一族の龍王院狂須(りゅうおういんクルス)の出番がカットされてる。
まあ、原作でもちょっと出てきて、直ぐに他の飛騨一族の残党もろとも華悪崇に倒されるんですけどねぇ・・・
とにかく車田作品が好きな方は見て損はないと思います。
えっ?そうじゃない方は・・・ええと(逃げ出す天地人)