タック二階堂 さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:途中で断念した
う~ん、納得がいかないけども…
詳細は公式でも。
小説家になろう発の「聖女召喚モノ」というジャンルの作品ですね。
正直、シリ構の俺ガイル作者の方の出たがり感が好きではなく、色眼鏡で観始めた感じではあります。制作も、いい印象のないディオメディアですしね。
でも、初回はけっこう悪くない。
ただ、この作品は、なろう漫画レビュー系YouTubeを見る限りですと、ただただメインヒロインのセイが召喚された異世界のイケメンたちに「すごい」「何で君はそんなことができるんだ」と称賛されるだけの話らしいです。
そして、それに対してセイが「また私、何かやっちゃいましたか?」という、お前は孫かっ!って感じの無自覚系のようなので、そのうち飽きてくることが予想されますね。とりま、初回は良かったです。
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
これはもう、制作がどうとか脚本家がどうとかという問題ではなく、純粋に原作の問題ではあるのですが、いかにも女性向けの逆ハーレム・ノンストレス異世界召喚なろう物語なんですよね。
ある意味では「本好きの下剋上」的な感じでもあり、「神達に拾われた男」的であり、「賢者の孫」的な典型的な「なろう」というところ。
人並み外れた力を持つ主人公が、無自覚で何かをやり、まわりが「1.5倍の効果を持つポーションが作れるなんて、凄い!」「食べるだけでステータスがアップするスープ、しかも美味しいものを作れるなんて、凄い!」「宝石に魔力を付与できるなんて、超凄い!」と、とにかくセイを持ち上げるわけですね。
しかも、登場人物が軒並みイケメン。
これだけでも、だいぶ胃もたれしそうな要素なのに、2話使って展開がすべてセイの受け身で進むのがまた……。異世界に召喚されたけど、聖女扱いされたのはもうひとりの女の子。自分は特にやることもなく、暇だったから散歩していたらポーションの研究所があって、なんとなく研究員にしてもらって、なんとなく作ってみたら通常の1.5倍の効果があるポーションが作れちゃって……。
お屋敷の料理が美味しくないから、なんとなく料理を作ったらみんなから絶賛されて、騎士団長に言われるままに森の奥に薬草採取に行って、護衛の騎士たちに野外料理を振る舞ったらステータスがアップして……。
全部、流れに身を任せていたら、すごいすごい言われているだけという。
これは飽きますよね。次で判断します。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
ディオメディアとは思えないほど良好な作画、キャラデザをキープしていますね。あ、作画は悪くないのか、いつも。「ドメカノ」も「風夏」も「迷家」も。
いかんせん、話が薄いというか……。騎士団長と市場デート。もらった髪留めに使われていた宝石に魔力が。で、宝石に魔力を込めてみた。まわりが「おお、すげえ」。以上。
いくらなんでも……。この内容で、どうして22分の枠を埋められるのか謎でしかない。
東京圏では、火曜はこれぐらいしか観るものがないので観ていましたが、さすがに退屈なので離脱します。「擾乱」でも再チャレンジしましょうかね。
{/netabare}