Makupaleku さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
一期越えは運命石の扉の選択である。
2期の主役がトウカイテイオーと分かった時点で一期越えを確信してました。
1期がスペシャルウィーク軸のサイレンススズカif物語として多分に願望要素が含まれていたのに対し、2期は何処まで史実に基づいて肉付けしていくか。
唯一心配していたのは、既定路線(トウカイテイオーの軌跡)からどれだけズレるかでしたが終わって見れば概ね綺麗に収まってました。
同世代で活躍していた馬(ウマ娘)達のライバル関係を上手に描いているのがこの作品の肝です。 各馬の背景や容姿を往年のファンに配慮しつつ失礼にならないようにバランスが取れてると思います。 現役ファン世代からの苦言をあまりネット上で見かけないのは私だけですかね。。。
トウカイテイオーとメジロマックイーンの友情(と書いてライバルと読む)物語を交えたテイオーの競馬人生。 一期のゆる〜いノリを期待してたら驚いた方が多そうです。
実際では縁のなかったツインターボの運用が上手でしたね。(師匠の株爆上がり)
ライスシャワーの擬人化が2期ではとりわけ良かったなと感じました。
ベタ褒めしてばかりだとあれなので。。あえて重箱の隅をつつくならば、
1 ビワハヤヒデのいきなり登場したラスボス感
オープニング曲のサビの部分の描写でもビワハヤヒデがラスボス風に最後登場してきますが、最終盤に突如彗星の如く現れた感が拭えず、テイオーの達成した偉業を補完するには動画サイトで実際のレース動画を観ないとダメです。
惜しむらくは後1話の尺があれば、舞台を整えられた気がします。 最終話前のBパートをB.N.Wのラスボス感演出に費やしても良い気がしました。
2 最終話のマックイーンの顔芸
ちょっと感情とシーンがあってないかな、、一人だけ別のジャンルの映画を見ていたような感じで。。
と、全体の出来からみたら微々たる程度です。
最後に個人的願望ですが、3期伏線としてアノ2人が入学して来ましたが、
オグリキャップをもう少し活躍させて下さい。。
私は競馬は嗜みませんが、子供の頃ゲームの景品で貰ったオグリキャップの人形で唯一馴染み深い馬なので。。
ウォッカ&ダイワがレギュラー登場してるのでこの二人を軸でも面白いかも。。