やまげん さんの感想・評価

4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

とあるシリーズでは久しぶりに「楽しい」を楽しめた

原作は読んでいない。アニメ１期・２期は視聴済み。

前作である超電磁砲のアニメ２期は正直少し退屈だった。

そして、とある魔術の禁書目録の第３期は途中でついていけなくなって断念し、とある科学の一方通行は見る気にすらならなかったので、この超電磁砲３期も途中で断念するかもと思っていた。

しかし、全くの杞憂だった。とあるシリーズでは久しぶりに、単純に見ていて楽しかった。

シナリオ、キャラ、バトル、どれをとってもこれまでの超電磁砲の中で一番良かったと思う。

特にシナリオが良くて、失礼ながら「本当に鎌池和馬が原作なのか？」と疑ってしまうほど（実は今も疑っているが）。

キャラに関しても、食蜂操祈が人格的にも魅力あるキャラだったし、常盤台の水泳部コンビや、スカベンジャーの面々も活躍していて、キャラへの愛情が感じられる。

{netabare}ただ、操歯涼子のドッペルゲンガーに魂がなかったというのはちょっとよくわからなかった。人格のあるAIだったってこと？それはちょっと無理があるような。あれほど人間味あふれるAIがあったら、それはそれで凄いと思う。{/netabare}

原作が続いているようなので、アニメ化が楽しみ。５年くらい先かな。でも待ってます。