7でもない さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
努力の主人公...赤!天才の主人公...青!二人合わせて
主人公度 ∞0% くらい。80%
なんかね、話のフォーカスがブレてている気がする。3話くらいから違和感が生じて来て最高の12話を見た後の感想だと、たぶん暦ってもともと存在しなかったんだと思う。存在しなかったからダブル主人公ものだと勘違いして見ると不自然なんだと思う
本来、コンセプトの段階では、青と赤を合わせたパーフェクトランガ(仮)が主人公で、Pランガがアダムを救う物語として構想されていたんだと思う。そしてパーフェクトランガ(仮)を後から無理やり二人のキャラに分割した。赤の癖に熱血、ポジティブ、勢いになりきらないで、3話くらいうじうじしていたり、最初から最後までアダムが完全に暦の事を無視しているのは、MIYAがスライムと呼んでいるように主人公として存在してなかったから。
一方青のランガはランガで、最初から最後まで主人公なんだけど、本当に薄い。色々な意味で薄味。ランガが感情が希薄でドラマが書きにくいから、それを補佐する為だけに暦は存在している気がする補助輪の様に。11話までつけていた脚の固定具みたいに
そして12話のBパートでようやく、ランガは主人公らしい表情をみせる
いい表情するじゃんキミ。でもキャラ崩壊してる気もする。それに12話かけてランガがアダムを救うというストーリーなら、やっぱり暦いなくてもたいして変わんないんじゃないかな。
MIYAくん、シャドウ、ジョー、チェリーとPランガ、そしてアダムや秘書君で話は足りる。スケートって友達とやるから楽しいんだ、って展開も
別に暦じゃなくても四人相手でもいい気がする。暦とランガは二人で主人公一人分になってないと思う。その隙間にアダムがいないと成り立たない。
最後に暦とランガでレースして終わったけど、ランガとアダムの友情を見せられた後では取って付けたようだよ
あと、競技やドラマ自体は男でもとても楽しめる作品ではあるもの、BL濃度が280%くらいあるので、視聴するのが女なら問題ないが男だったら、コンコンとあふれ沸いて出てくる汁濁のホモネタをこれはギャグなんだこれはギャグなんだと心の中で処理できる人物、もしくはまあ子安だしなあって感じで笑い捨てれる男じゃないと、濃厚なBLのらぶはっくの洗礼を受けて、耐えきれないと思う。
この作品で一番仇役に近い存在の公安の潔癖なエリート警部補の性別が
男ではなくて女なのも、原作者の思惑があるのかな。何も悪い事してないの鼻っ柱をへし折られて(比喩表現)あの人。ちょっとだけかわいそう。ちょっとだけ
結局12話Bパートの二人同時のbass dropの刹那が全てだと思う
爽快
あとなんかこの展開リゼロ2期最終局面に似てる。所で極個人的な話ですけど最近MIYAくんが可愛くみえるのは、もはや引き返せない所迄来てるようで感無量です
初見202104